Head Roaster's Weekly Recommend

【2024/10/28】BOLIVIA Maritza Mamani Peaberry Washed

【2024/10/28】BOLIVIA Maritza Mamani Peaberry Washed

このマリッツァ ママニのピーベリーに出会った時は、その透明感と質感に衝撃を受けたんですよね。 ピーベリーでこんなのに出会ってのは初めて。粘性のある質感と、それでいて透き通るような透明感がとっても心地良い甘さを連れてくる。毎日飲みたくなるコーヒー。こういう味わいが表れるコーヒーは、携わる人たちの仕事が丁寧で繊細であるからこそ。

【2024/10/21】ETHIOPIA Niguse Gemeda Morke Natural

アンダースクリーンギリギリのサイズの豆で小さくてカワイイんだけれど、見た目に反して味わいはとってもパワフル。ジューシーなベリー系主体のフレーバーは、口に広がるどころか、全身にその赤みを帯びた心地良い酸が広がる感覚。クセがなく、スッと飲み心地の良いグランクリュのワインを想像させるような飲み口。非常に丁寧な仕事を感じられる豆です。
【2024/10/21】ETHIOPIA Niguse Gemeda Morke Natural
【2024/10/14】COLOMBIA Finca Villa Maria Lemon Candy Natural

【2024/10/14】COLOMBIA Finca Villa Maria Lemon Candy Natural

この豆は、ゲイシャという最高級品種に共発酵のプロセスを施しています。共発酵の可能性は底知れず、まだ未知な部分もたくさんあります。 共発酵によって新しい味わいを生み出せますが、管理が非常に難しく、下手をすれば生豆が使いものにならなくなってしまうリスクも孕んでいます。そこにチャレンジしつつ、良いコーヒーを届けたいというビジャマリアの方々の気持ちがとっても感じられる、素晴らしい豆です。

【2024/10/07】COLOMBIA Finca San Jose Monsalve Botero Rum Barrel Washed

この豆も、フレーバーを強調しようとし過ぎると逆にフレーバーが出ないし、甘さも乗っかってこない。その絶妙なバランスを何度も検証しながらアジャストさせている。派手な印象の豆であればある程、裏ではじっくりしっかりと調整を重ねてリリースしている豆の典型的な例でもある。ぜひ、スペシャルティーコーヒーの未知なる体験を味わってもらいたい。
【2024/10/07】COLOMBIA Finca San Jose Monsalve Botero Rum Barrel Washed
【2024/09/30】【October Limited】KOMEI Blend ~鼓鳴~

【2024/09/30】【October Limited】KOMEI Blend ~鼓鳴~

ブレンドの素敵で面白いところのひとつは、味わいの表裏一体を演出できる点だと考えている。一見、決して同居しない様に見える味わいを、複数の豆を組み合わせることによってひとつにすることが出来る。 こんな表現ができるから、やっぱりめちゃくちゃスペシャルティーコーヒーって楽しいし、無限に広がる可能性を改めて感じます。素晴らしい出来です。

【2024/09/23】COLOMBIA Carolina Mejia Orange Soda Mandarin Washed

飲んだ瞬間弾けるオレンジ感が楽しいコーヒー。 このコーヒーはコロンビアのクララという農園の豆ですが、こちらは非常にコーヒーに対して真摯で丁寧な仕事をされていると感じます。日本では、クララのコーヒーを取り扱っている所はまだ少ないですが、非常に面白い豆が多く、もっと広まっていくことを願っています。人との繋がりがあるからこそ、コーヒーの輪が広がっていく。そのことを実感出来るコーヒーでもあります。
【2024/09/23】COLOMBIA Carolina Mejia Orange Soda Mandarin Washed
【2024/09/09】COLOMBIA Jardines del Eden Anaerobic Honey Infused Wine yeast & Pasion Fruit

【2024/09/09】COLOMBIA Jardines del Eden Anaerobic Honey Infused Wine yeast & Pasion Fruit

年連続の継続購入となっているデルエデンのパッションフルーツハニー。 今年も登場です。今年のクロップはパッションフルーツ感はもちろんのこと、ロゼワインの印象が強く、ちょっと大人のイメージのコーヒーに。 発酵時間と環境温度が少し変わるだけで大きく味わいが変化する豆。逆に毎年ここまでのフレーバーを安定して出し続けられるのもまた素晴らしいなと感じています。

【2024/09/02】【September Limited】BANZEN Blend ~晩蝉~

夏から秋へ、季節が変わっていく様をわかりやすく味わいで表現する。ということが、今回の味づくりの土台の部分。土台が出来たあとは、それらを具体的に表現する為の答え合わせをひたすら繰り返していきました。
【2024/09/02】【September Limited】BANZEN Blend ~晩蝉~
【2024/08/26】COLOMBIA La Zarza by Gasca Pacamara Fermented Washed

【2024/08/26】COLOMBIA La Zarza by Gasca Pacamara Fermented Washed

スペシャルティコーヒーの世界は、精製方法の多様化が止まらない。さまざまな名前の精製が次々に出てくるが、大まかな方向性としては2パターンだ。 「素材の生豆に足りないものを補う目的」 「新しい価値を生み出す目的」 どちらが良い悪いではなくて、どちらも重要だ。多様な精製があるからこそスペシャルティーコーヒーが成り立っているとも言える。   このラ ザルザは、完全に「新しい価値を生み出す」精製を施している。コーヒーを口に含んだ瞬間、今まで飲んだことの無いコーヒー体験に出会えるはず。そして、こんなに驚きのある味わいなのに、この豆はインフューズドコーヒー*では無いのがさらにすごい。 正真正銘 コーヒー豆の生産処理の工夫のみで生み出されたコーヒーなのである。   エアロビック(好気性発酵)、アナエロビック(嫌気性発酵)、サーマルショック、スローロングファーメンテーションetc。とにかく手間のかかる行程を惜しげもなく注ぎ込んだこの豆は、なんと摩訶不思議な味わいでニヤケが止まらない。パカマラ種のポテンシャルを余すことなく放出し、そしてその上に更なる価値を積み上げているイメージ。リロコーヒー最高ランクに相応しい特上コーヒーです。ぜひご堪能くださいませ。 *他のフルーツやスパイス、お酒などと一緒に発酵させることで、コーヒーの風味をコントロールする精製方法。インパクトあるフレーバーを生むために用いられることが多い。   The world of specialty coffee is constantly evolving, with a never-ending diversification of processing methods. Various names and... Read More