Variants

この豆は、ゲイシャという最高級の品種に共発酵のプロセスを施しています。
ゲイシャ単体でももちろん非常に品質の高い豆で、伝統的な精製方法のみで仕上げてももちろん良いコーヒーとして成立します。そこに、あえてプロセスの工夫を加えることで、新しい価値を生み出しているのがこのビジャマリアのゲイシャです。
共発酵の可能性は底知れず、まだ未知な部分もたくさんあります。もともとは、豆の品質担保の為に使われていた精製方法でしたが、今では新しい味わいを引き出す(生み出す)目的で共発酵を用いることが増えてきました。
共発酵は、管理が非常に難しく、下手をすれば生豆が使いものにならなくなってしまうリスクも孕んでいます。そこにチャレンジしつつ、良いコーヒーを届けたいというビジャマリアの方々の気持ちがとっても感じられる、素晴らしい豆です。
【2025/02/03】【Seasonal Blend 2025.2】Shinyo-Shunsai Blend ~新陽春彩~
寒い、日数が少ないからすぐ終わるなどなど、なんだかちょっと面白くない印象のワードが多い2月。
だからこそ、よりワクワクする様な、明日への希望になる様な、春が待ち遠しく感じられる様な、それこそ春の芽吹きを実感する様な、そんな味わいを表現したかった。
【2025/01/27】ETHIOPIA Yirgacheffe Aricha Mr. Ashenafi & Mr. Dawit Anaerobic Natural
今年度のリロのエチオピアはニグセゲメダさんの豆をメインで展開しているので、このアシェナフェさんとダーウィットさんのアナエロビックナチュラルは、またニグセさんとは違った味わいを感じられて面白いです。 良い意味で、これぞアナエロビックナチュラル!というコンプレックスなフレーバーを感じられ、飲むたびにコロコロと色んな風味劇場が繰り広げられます。 同じエチオピアでも、テロワールや農園主さん、そして精製方法の違いで、こんなにもユニークな印象になるんだ、ということを知ることが出来るコーヒーです。 ぜひぜひお楽しみくださいませ。 This year, LiLo is primarily featuring coffee from Niguse Gemeda, making this anaerobic natural coffee by Mr. Ashenafi and Mr. Dawit a delightful contrast to... Read More
【2025/01/20】Suisho-Touin Blend ~翠松冬韻~
冬にガッツリと力強い芯を入れ込めてやろう、という気持ちを込めてこのブレンドをつくりました。ドシっと地面に根をおろし、その根があるからこそ遊べる松の木のごとく。ぜひ2025年の初めをこのブレンドで始めてみてください。
【2025/01/06】GUATEMALA Finca La Soledad Geisha Fully Washed Long Fermentation
今年もラソレダゲイシャのシーズン。毎年ずっと購入しているこの豆は、年を追うごとに豆がどんどん固くなっている気がしていて、甘みと旨みが凝縮し続けているんだよなと、生豆を手に取って香りをかいだ時に嬉しくなっています。
【2024/12/16】【十二月限定】ろささやぶれんど ~炉囁~
このブレンドを口に含んで目を閉じると、ゆらゆらと揺れる火を眺め囲みながらワイワイと暖を取って談笑している温かな光景が目に浮かんできます。ほっこり焼きリンゴとイチジクジャムを煮詰めた甘み。おなかの中に入ってもポカポカと温かさを感じられるようなブレンドです。
【2024/12/02】ETHIOPIA Yirgacheffe Gerse Orange Cherry Natural
エレアナがつくるこのオレンジチェリーは、とってもチャレンジングなコーヒーだ。あえて熟しきる前のオレンジの状態のチェリーを早摘みすることで固定観念を覆し、コーヒーの新しい可能性を見出したコーヒーである。色んなポテンシャルを秘めているこのオレンジチェリーとは可能な限り長く付き合っていきたいと思う。v