第1回
舞台袖 / 続ける
ルダイ
今日はよろしくお願いします。去年インタビューをさせていただいたのは、ユウキさんが入社して3ヶ月くらいのことでしたね。
ユウキ
そうですね〜。あっというま。
ルダイ
ユウキさんはTech Officerとして、LiLo Coffee Roastersオンラインショップの運営・発送業務を担当しています。注文してくださったお客さまへのお手紙を一枚一枚書くほか、いろんな形で発信をしていますよね。その一つが、毎週金曜更新のブログ「ゆうちゃんのほっこりこぼれ話 〜リロの舞台袖〜」です。
ユウキ
はい。
このブログは去年の8/8、LiLo Coffee Roasters7周年を機に始まったので、まる一年続けていることになりますね。このブログではどういった内容を発信しているんでしょうか?
ユウキ
タイトルにもあるように「舞台袖」から見たリロスタッフの様子を、みなさんにお届けしています。私自身、元々静岡に住んでいてリロコーヒーに通っていた訳ではないので、どんなお店なのかなということはInstagramなどのSNSでしか知ることができませんでした。
ルダイ
なるほど。
ユウキ
リロコーヒーで働いている人たちの、表からではなくそばにいるからこそ見えた一面や、スタッフ間の日々の出来事を言葉にして伝えています。
ルダイ
このブログをやってみよう!という話があがったのは、ユウキさんが毎日の仕事内容を全体に報告する「日報」がきっかけだったんですよね。ただ業務内容を報告するだけではなくて、「ナミさんのこんな言葉が素敵だった」「キョウスケくんがこんなことで頑張っていた」と、リロスタッフのことをとても熱い文章で語ってくれていました。
ユウキ
そうでしたね(笑)
ルダイ
日報とは思えないほど毎日ものすごい文章量で、驚いたのを覚えています(笑)
一年間続けてきて、ブログを書くのには慣れましたか?
ユウキ
慣れは、ないです(笑)だけど、みんなのいいところが一年間も見つかり続けているのがすごいと思う。普通はすぐにネタが尽きそうなものだけど、「ここも、あ、こんな一面も!」と、ずっと見つかるんだよね。
みんなのいいところをどう書けばうまく伝わるか考えながら、今も続けています。
ルダイ
書くことと書き続けることには大きな差がありますよね。一年間ブログを続けてきたからこそ成長した部分がきっとあると思います。ブログを始めた最初の頃はわーっと勢いよく読ませるような文章が良かったのですが、最近はユウキさんらしい熱を残しつつ全体の構成からしっかり考えながら言葉を紡いでいるように感じます。
ユウキ
文章を書くことを私の仕事の一つとさせていただいているのが、最初はなぜだかわかりませんでした。自分の文章がうまいとは思ったことがなかったから。それでも一年間書き続けたブログを見返してみて、少しずつ自分の強みと言っていいかもと思えてきました。リロコーヒーに来て、新しい自分の可能性を見つけてもらえたなぁ。とても嬉しいです。
(第2回「ええとこ / あたたかさ」 へつづきます)
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