Keita's blog

2019,03,21

2019,03,21

"言わなくても分かるでしょう。"これは、とても危ない言葉で言わなくても分かるのなら"言わなくても分かるでしょう"なんてよく聞く決まり文句のようなフレーズは生まれないと思うのです。たとえ言わなくても分かることをちゃんと言葉にするのは場合によっては力や勇気が必要だったりするけどその言葉は想像をはるかに超えるチカラを持っている。素敵なお花屋さんに行った。可愛い綺麗なお花がいっぱいあってさらにそのお花が輝いて見えるようにディスプレイやお店の雰囲気も整えてあって思わず「お花、綺麗ですね。お店も素敵です。」と、言葉が溢れる。言葉になって初めて"そう伝えたいくらい、今この状況が嬉しい"ということに、自分も気づく。お花屋さんのお花が綺麗?当たり前のことかな。でも本当に、綺麗だ。この気持ちを閉じ込めておくのはすごく勿体無い。このありがたい幸せな想いをいきなり知らない人に"嬉しいです、ありがとうございます!"って言われても驚いちゃうよなあ。"ありがとう"の以外で選んだ言葉がきっとこれだったんだ。"コーヒーが好きだ。コーヒーを仕事にしているんだから当たり前だ。そんなの見れば分かるでしょう。"なんて味気のない、余韻のない。もっとちゃんと伝えられたらコーヒーがもっと美味しくなるのに。コーヒーがもっと楽しくなるのに。熱苦しく語ろうということでは無くて自分が考えていることや思ってることなんて自分が想像してる以上に分かりにくいことなんだ。どうせならあえて言葉にすることを選択していこう。人生短いのだからわかって欲しいだなんて相手を待たずに気持ちよく伝えていこう。おいしいコーヒーのお供に真っ直ぐな気持ちを。 Read More

2019,03,20

どんどん春めいてきました。今日は日中ポカポカと暖かく外を歩いていても本当に気持ち良い気候。こういう時に飲みたくなるコーヒーってありますよね。僕はさわやかなコーヒーが飲みたくなるのでコロンビア サンイシドロ やペルー カハマルカとかオススメ。人気なのは、フレーバーイメージカードも春っぽいエチオピア アリーチャ ナチュラルライトも。色んな種類のコーヒーをご用意しております。春に合うコーヒー夏に合うコーヒー秋に合うコーヒー冬に合うコーヒーそれぞれ季節によって選んでいくのも面白いです。たくさんのコーヒーを楽しんでみてください。 Read More
2019,03,20
2019,03,19

2019,03,19

少し前からですが、PayPay、Alipayでのお支払いが可能になりました。想像以上にスマホ決済をご利用される方が多く、お問い合わせも頂いたりするので改めて告知しております。店頭でPayPayやAlipayで支払う旨申し付け頂ければ、ご対応致します。キャッシュレスのスムーズなお支払いでスマートにコーヒーを。ぜひぜひご活用くださいませ。 Read More

2019,03,18

コーヒーってなんなんだろう。毎日毎日毎日毎日コーヒーのこととコーヒーにまつわることばかり考えていて、ふと頭をよぎることがある。もちろん夢にも登場しているから24時間365日コーヒーなのでコーヒーのゲシュタルト崩壊みたいな。コーヒーってなんだ?そういう時、僕がコーヒーと関わりを持つようになって変化したことって何だろうって考える。コーヒーから飲食に興味を持つようになった。コーヒーを知ってからさらに食事が楽しくなった。コーヒーを趣味にしたから「趣味はコーヒーです。」と胸を張って言えるようになった。コーヒーに没頭する時間が楽しくなった。コーヒーに携わる様になって友達がたくさん増えた。コーヒーがキッカケで世界に興味を持つようになった。コーヒーを仕事にして仕事が楽しくなった。コーヒーが自分の居場所を与えてくれた。自分が作ったもので誰かが喜んでくれることの感動。コーヒーにも人にも個性があってコーヒーの個性も人の個性も面白すぎて全部尊重したいって気持ち。人に気持ちを伝えることの難しさその難しいことに真っ向から取り組むからこそ伝わって通じ合えるということ。とにかく世界は広くて知らないことだらけで知れば知るほど面白いことだらけだというワクワクしかない世界。全部コーヒーがくれたこと。コーヒーが人生を変えてくれた。コーヒーってなんなんだろうって思った瞬間に、いつもこのことがほぼ同時に思い起こされてまた勝手にテンションあがってる。コーヒーってなんなんだろうの答えにはなっていないけれど、わかることは、きっと僕はコーヒーが好きだ。 Read More
2019,03,18
2019,03,17

2019,03,17

新豆続々と登場しています。【コロンビア モンテブランコ ピンクブルボン】ピンクブルボン!みずみずしいピーチを丸かじりした様な甘さとチェリーの酸味が絶妙なハーモニーを織り成し飲み応えのある味わい。飲み進めると爽やかな青リンゴも顔を覗かせ、口あたりはとろとろとしていて生クリームを舐めているような感覚にも。このコーヒーは、ピンクブルボンという希少品種をコールドマセレーションという発酵法で精製しており、果皮果肉を付けたままで冷水をかけ、70時間という長時間をかけて十分な発酵を促しています。収穫した豆の糖度によって精製方法を変化させる面白い農園。コーヒーのワクワクする可能性をさらに感じられる豆です。 Read More

2019,03,16

ありがたいことに今日もたくさんたくさんコーヒーを淹れる事が出来ました。僕が個人的に好きなのは、ペーパーによるハンドドリップです。スッキリクリアな味わいが好きなのもありますが、何より【淹れている時の豆が見える】ということが最も大きな理由です。LCRのコーヒー豆の焙煎は全て僕が行なっています。自分が煎った豆だからこそ今、その豆がどんな状態なのかすごく気になります。挽いた時の香り、色、湯を注いだ時の香り、ガスの抜け具合、注湯中の豆の反応。それらを終始目視出来るのがハンドドリップの大きな利点の1つ。豆の状態を見ながら、どうやったらこやつらのポテンシャルを最大限に発揮させてあげられるんだろうと即座に考えながら湯を注ぎ続けています。もちろん、他の抽出器具も素晴らしくペーパーによるハンドドリップではなかなか難しい味わいを創り出すことも出来るので利点は器具それぞれ。こんなこと書いてたらまたコーヒー淹れたくなってきました。明日もたくさんコーヒー淹れよう。 Read More
2019,03,16
2019,03,15

2019,03,15

遂に終売【Honduras El Trapiche COE2018】高価な豆でしたがあっという間に無くなり、お客様のコーヒーへの興味の深さを感じられる豆で、喜んで頂けた実感があります。また、この豆を取り扱うことでスタッフのコーヒーへの意識も更に高まり、非常に勉強になった豆でもありました。また今年のCOEへの取り組みも積極的に動き、生産者にとってもプラスにはたらけば嬉しい三方よしの豆でした。こういった特別なコーヒーがあってもいいし、毎日習慣として気軽に飲むコーヒーがあってもいい。これからも色んなコーヒーを取り扱い、コーヒーの幅の広さと懐の深さを皆さまにお伝え出来れば嬉しいです。また新しい豆が登場しますのでそちらもお楽しみに。 Read More

2019,03,14

グアテマラ エルインヘルトトラディショナル ナチュラルが昨日で終売に。2年前に出会って以来グアテマラ産コーヒーのイメージを変えてくれたこの豆。3代目農園主アルトロ アギーレさんが管理するエル インヘルト ウノ農園で作られたこの豆。周辺の山々から流れる自然の湧き水や火山性土壌でできた肥沃な土地。このコーヒー生産に適したマイクロクライメイトが作り出す完熟した赤いコーヒーチェリーのみを手摘みで収穫。100年以上の歴史があり過去に何度もカップ オブ エクセレンスの受賞履歴をもつグアテマラきっての超有名コーヒーファーム。カタカナばっかりで小難しいですね…。ただそんな細かい背景も想像しつつ楽しむホワイトチョコレートのようなまろやかなさやマスカットのようなジュワッとした酸味。なんと言ってもイチゴが目の前に何百個も並んだような芳醇なベリーの香り。とってもリッチで、華やかでなにかのお祝い事に使いたいような大事な人に淹れてあげたくなるような豆で「プレゼントで豆を購入したいんです」と来店して下さったお客様には120%、この豆をオススメ。「仕事を乗り切ったご褒美に飲むコーヒーください!」と、ご注文を頂いた時にもこのグアテマラをご提供しました。正月にはコーヒー好きな両親への手土産として持っていき同じエルインヘルトの豆を使っていてまた違った味わいで面白いねっとコーヒーを楽しんでくださったテキサスのバリスタさんとも出会いました。今後暫くこの香りを味わえないのだと思うと誰かに伝えられないのだと思うと超絶寂しいのですが未だ見ぬ衝撃的な豆と今後も出会えるという希望を糧にまたコーヒーを淹れ続けていこうと思います。グアテマラと過ごした日々本当に楽しかったな。 Read More
2019,03,14
2019,03,13

2019,03,13

コーヒーには色んな側面があって、何気なく何も難しく考えず毎日ゴクゴク飲むものでもあるし、美味しく淹れる世界大会なんかもあってそこで出てくるコーヒーは今まで見たことも飲んだことも無いようなビックリする様なコーヒーもあります。コーヒーはホントに幅広く、どれだけ長く深く携わっていてもまだまだ毎日発見があります。この2日間はJapan Hand Drip Championship 2019大阪予選の審査員を務めておりました。今年で僕が携わるのは3年目ですが、毎年クオリティーが上がってきていてわくわくする大会になっています。日本が誇るハンドドリップの技術を世界に向けてどんどんアピールしていきたいと思っています。 Read More