Keita's blog

2019,05,23

2019,05,23

月に1度の出張がてらお店に足を運んでくださるお客様。最近、お見掛けしないなぁと思っていたところ先日、お店に寄ってくださいました。「最近、大阪出張がなかなかなくて。」半年振りぐらいだったでしょうか。「最近お見かけしないなと丁度思っていたところなんです!お元気そうで、良かったです!新しい豆も幾つか入りましたよ!」そうコーヒーを淹れながらお話しをしていたら、ふと蘇る時間。2年前の寒い冬の日にステンレスフィルターを使って抽出したジワ〜と身体があたたまる優しい東ティモールのドリップコーヒーを濃厚なガトーショコラと一緒にお客様にご提供した、あの日。"ガトーショコラに合うコーヒー"を尋ねられて私が選んだコーヒーは東ティモール コカマウKINTO ステンレスフィルターのハンドドリップだった。コーヒーのオイル成分も抽出してくれるステンレスフィルターのハンドドリップコーヒーはリッチで香りにも厚みがある。まあるい口当たりが寒い季節には心地よい。深煎りの東ティモールのダークチョコレートの様なフレーバーとバターの様ななめらかさが強調されてガトーショコラとよく絡んでくれる。「本当に、ガトーショコラと合いますね。とっても美味しいです。」とっても素敵な時間だった。なんだかゆったりとした時間が流れていた。今回淹れたコーヒーは中煎りのコロンビアだったけれどきっとこの瞬間もまた何年後かにふと蘇るのだろう。 Read More

2019,05,22

3年前に初めてお越しくださった時は、コーヒー全く飲めなかったお客様が初めてウチで飲んでくださったコーヒーに衝撃を受けて、それ以来じわりじわりと来店下さり今ではコーヒーが無い生活は考えられないとおっしゃっています。めっちゃ嬉しいし、なんかめっちゃすごいですよね。先日遂に、そのお客様が、家で淹れるコーヒーにチャレンジされるとのことで豆やら器具やら色々とアドバイス。そのお客様とはコーヒーのお話しが尽きません。ご自身で淹れる様になってまたコーヒーへの見方が変わったとおっしゃっていて、楽しくて仕方がないとも。めっちゃ気持ちがわかるからめっちゃ嬉しいです。これからコーヒーを始めたいという方こそぜひぜひお気軽にお越しください。色んなアドバイスが出来ますよ。 Read More
2019,05,22
2019,05,21

2019,05,21

日々、豆を買いに来られるお客様から様々なご質問を頂戴しますが、オススメ抽出器具を聞かれることも多いです。それぞれのコーヒーを楽しむシーンによって最適な器具は変わるのですが、とにかく手軽に自宅コーヒーをスタートしたいという方にオススメしたい「クレバードリッパー」粉をセットしてお湯を注いで待つだけの非常に簡単な仕組みで、十分美味しいコーヒーが出来ます。もちろんオリジナルレシピもお付けします。先日、クレバーを使って自分用のコーヒーを入れてみたら、かなり美味しくて、フレーバーも甘さもしっかり出てクリーン。豆さえ良ければ安定したコーヒーを毎回淹れられる優れものです。ぜひぜひこのご機会に!Clever Dripper S/1800yen+taxClever Dripper L/2300yen+taxもちろんオンラインショップでもお買い求め頂けます。https://coffee.liloinveve.com/products/clever-dripper-クレバードリッパー-l Read More

2019,05,20

7歳やそこらの小学校くらいの歳の頃、飯盒炊爨(はんごうすいさん)をした記憶がかなり鮮明に残っている。スイミングスクールの遠足で山に登り、みんなで米をとぐ所から始めて米を飯盒に入れて火にかけ、グツグツいうまで絶対フタを開けたらダメって言われていたのにこっそり開けたりしてわいわい言いながら出来上がったご飯を、別の組が作っていたカレーをかけて食べた。飯盒炊爨特有のおこげがあったりして、それをみんなで取り合いになったりスゲー楽しかった記憶がある。めっちゃ美味しかった。改めて思い出すと、その時のご飯はベチャベチャだったし芯が残っている米粒もあったしお世辞にも美味しいは言えないご飯だったけれども、それでもめちゃんこ美味しいと感じた。また、ある別の記憶。昨年、超絶高級イタリア料理のフルコースを食べる機会があり、その中で出てきたリゾットが爆裂ド級に美味しかった。たったひと口サイズだったがそこには完全に未知の世界が広がっていて、視覚から嗅覚から味覚から何から何まで圧倒的に刺激された。これは米なのかとも感じたしこれは米なんだとも感じた。そしてその後に知るその米のストーリーや思い入れが、心地良い余韻と共に新しい知覚のスパイスとして日を跨ごうとも、僕の五感にこびり付いている。前者の飯盒炊爨も後者のリゾットも美味しいと感じたコメ。どちらも素材のジャンルは同じでそれを食するまでのアプローチが違うだけ。どちらも美味しいと感じることは紛れも無い事実。コレをきちんと認めることが大事だと、特に近頃よく思う。コーヒーであってもそう、人であってもそうだ。他方を否定することでのみアイデンティティを確立しようとすることは世界を自ら狭める行為できっと長続きしない。それってそもそも楽しくない。コーヒーであっても人であっても楽しいことをしていたい。【自分でつくりあげる過程を楽しむコーヒー】も提供したいし、【圧倒的なプロフェッショナルがつくりあげるコーヒー】も提供したい。だから自宅で気軽に淹れられるコーヒーも勧めるし濃度0.01%を追求する コーヒーも勧めている。 Read More
2019,05,20
2019,05,19

2019,05,19

「美味しいコーヒーを誰もが楽しめるように」とのコンセプトのもと、スペシャルティコーヒーの文化を伝えるインディペンデントマガジンとして情報を発信し続けている【STANDART】新刊8号も販売中ですもちろんバックナンバーも御座います。日々移り変わるコーヒー事情を知る為にも必須の本。手に取って見て頂くことも出来ますのでお気軽にお越しください。STANDART/1450yen+taxhttps://coffee.liloinveve.com/collections/all/coffee-magazine Read More

2019,05,18

来月に父の日を控えていることもありたくさんのお客様からギフトのご注文を頂きます。LCRのギフトの組み合わせは自由。用途に合わせて色々相談しながら内容を決めていきましょう。今人気なのは、「LCR オリジナル ステンレスタンブラー」ダブルウォールになっていてホットもアイスもどちらも対応可能。コーヒーはもちろんですが、ビールを入れても冷えた状態をキープ出来るのでお父さんに喜んで頂けます。他にもたくさんグッズが御座いますのでぜひぜひお気軽にご相談ください。オンラインショップでも販売しております。LCR Original Stainless Tumblr/2200yen+taxオンラインショップhttps://coffee.liloinveve.com/collections/original-goods/products/lcr-stainless-cup-ステンレス真空断熱タンブラー Read More
2019,05,18
2019,05,17

2019,05,17

ワークショップ等をしていてご参加下さっている方々にすごく面白いなあと感じていることが、自分が淹れたコーヒーに対してものすごく過小評価してしまいがち。初めてのことで自信が無くてコレで合っているのか不安できっと間違っているだろうと思いながら飲むと、必ずあまり美味しくないという評価になってしまいます。キチンと淹れられているコーヒーでもです。だから、ワークショップでは僕が客観的に味をみて、どうなのかを判断して良いものは良いと必ずお伝えすることを特に意識しています。それはそれで置いておいて、誰かが淹れたコーヒーは美味しいことが多いよね、というのは結構な割合で共通していてそれは見えるものと見えないもののバランスがうまく取れている時に最大に効果を発揮すると思っています。もちろん科学的に分析してどれくらいの成分が液体に溶け出してどう味覚に作用しているかという認識はプロとしては必要なのですが、嗜好品であるコーヒーはその点を超越した、気持ちがこもっているコーヒーも重要なスパイスだと僕は考えています。明日もおいしい1杯をお作りしてあなたをお待ちしております。 Read More

2019,05,16

LCRに入って2年目も過ぎあっというまに今年の4月で3年目に突入。こういった節目、節目で今でも鮮明に思い返すのが暑い7月の末、ケイタさんが左腕を骨折したのをキッカケにリロコーヒーのスタッフとして迎え入れてもらったときのこと。1週間後に1周年を控えたリロコーヒーはすでにたくさんの常連様に愛されていた。自分もお客さんとしてコーヒーを飲みに度々、お店に訪れていたので全く知らない場所では無かったけれどやはりスタッフとしてお店に立つには知らないことが多すぎて。とにかくケイタさんは来店されたお客様ひとりひとりに「新しくはいったレイチェルです!これからもよろしくお願いします!」と頭を下げながら私のことを紹介してくれた。忙しいときでも必ず誰一人として欠かさずに紹介してくれた。今でもハッキリと覚えている。そのおかげでこんな呼びにくいアダ名だけれどみんながレイチェルと覚えてくれて私もすぐに皆さんの顔と名前を覚えていった。日に日にいい意味で、リラックスしながらお店に立てるようになった。スタッフになってほんの数日だ。この上司に、ケイタさんにずっとついていきたいと思った。来る人来る人に頭を下げながらお客様に声をかけてくれたケイタさんの背中を一生忘れないと思う。 Read More
2019,05,16
2019,05,15

2019,05,15

絶賛大人気中、家庭用グラインダー。【Wilfa Svart Aroma】Wilfaはノルウェーの家電ブランド。スタイリッシュなデザインはファンも多いです。粒度の安定度が味の決め手なのですが、家庭用とは思えない程の均一さ。また、挽き目幅も広く、フレンチプレスからエスプレッソまで挽くことが出来ます。そして、この新機種AromaはDCモーター(直流モーター)搭載で電圧のコントロールによりさらにゆっくりと豆を挽く事が出来、コーヒーの風味を損なうことなく豆を粉砕することが可能になってます。電動ミルご購入を検討している方はぜひぜひオススメです。Wilfa Svart Aroma/22000yen+taxhttps://coffee.liloinveve.com/products/wilfa-svart-aroma Read More