リロ珈琲喫茶で店長として働いているピンクヘアがトレードマークの紘奈さん。
私がリロコーヒーに入社する前から、インスタライブで紘奈さんを見たり、写真で一際目立っているピンクヘアを見ながら一体どんな方なんだろう?と実は私が一番知りたいと思っていた人。
初めて紘奈さんにお会いして「初めまして」の挨拶をした時に受けた印象は、派手な色の髪の毛とは対照的に何だかおっとりした喋り方。画面越しではなく初めて目の前で紘奈さんが喋っている姿を目にして、わー!紘奈さんが目の前にいる!と自分自身の熱が上がっていった事を覚えています。
紘奈さんと一緒に仕事をしてみて、働いている姿を実際に見て、常に上を向いているすごい人だな。とそう感じる以上に紘奈さんを見て疑問に思った事があります。それは、
どうしてこんなに自分に素直に、欲求に素直に、感情に素直にいる事ができるのだろう?
という事。
紘奈さんといると常に、「どうして?何で?どういう事?」会話の中に「?」がたくさん出てきます。その「?」の数は数え切れないほど。
時には、そんな事まで気になるんですか?とつい私が聞き返したくなる事もありました。
たくさんの疑問を常に投げかけている紘奈さんからわかった事。
それは、紘奈さんは疑問から100点満点の答えを得ようとしているわけではなく、きっとその会話から読み取る事ができる相手の事、物の事をすごく知りたい!という気持ちが強いんだなという事です。
答えの内容がすごく良くなければダメだとか、空っぽなその場から出ただけの中身のない答えはダメだというわけではなく、きっと「その人」から発信される事や言葉を大事にしているんだなと感じました。
以前、リロコーヒーの周年イベントで流大くんがみんなに行ったインタビューを記事にした「ルダイのルポライター手帖」
その中でのやりとりにあった
「紘奈さんはコーヒーを物ではなくて人としてみている」
きっと紘奈さんがコーヒーに向き合う姿勢は、人と同じ様にそのコーヒーの良いところ、良い所だけではなく時には欠点さえも、まだ花を咲かせていない蕾のように大事に育てている。そんな大きな心で柔らかく包み込む様な姿勢。
リロコーヒーに入社してから、笑ったり、真面目に取り組んだり、時には上手く出来ない自分自身に悔しくなったり。自分自身もびっくりする程、自分の内に潜む自分の感情と気持ちと向き合ってきました。よし、頑張るぞ!と思える事もあればネガティブな私も。
私が今まで出会ってきた全ての姿、感情に正しい、悪いはなくて、きっと全部ひっくるめて今の私。
きっと紘奈さんならば色んな私ひっくるめて、きっと綺麗な色の花に例えてくれるんだろうな。
「どんな花があっても、何色があってもいいんじゃない?」
紘奈さんがそう言ってくれている様な紘奈さんが持っている花園の世界で、咲き誇れる様に「私」を見つけて大きくなっていきたいです!
(書いている人:遠藤有希)