リロコーヒーロースターズやリロ珈琲喫茶に新しいメンバーが増え、また新しい体制でここからスタートです。
新しい環境と新しい仕事、新しい仲間。
新しく入った子たちが、新しい環境で頑張っている姿を見ていると、私がリロコーヒーに入社した頃を思い出します。
今まで経験した事が無い仕事、新しく覚える事がたくさんあって、新しい環境はどうしても緊張してしまう。
毎日少しずつでも、覚える事がたくさんあって、忙しい日は頭がいっぱいになってしまい、自分にできる事が何かまだわからない時、帰り道に「私ここから先大丈夫かな?」と思う事もありました。今振り返れば、そんな時もあったなぁと、その時の私に笑って「大丈夫だよ」と言ってあげられるけれども、その時の私はいっぱいいっぱいでした。
少し前にリロコーヒーにバリスタとして入社した竜馬くん。バリスタの方たちもきっと私とは違う大変さや覚える事がたくさんあって、でもそんな中で日々早く仕事を覚えて、リロコーヒーのバリスタとしてお客さまにコーヒーを提供できるように頑張ろうとしている姿が私の目にもはっきりと映っていました。
そんな中で同じリロコーヒーのバリスタとして働いている菜海さんが竜馬くんに
「わからなくても、そのやろうとする気持ちと姿勢が最高」
と声をかけているところを目にしました。
この言葉を聞いた時に、私に向けられた言葉ではないけれども、何だかじんわりと優しさと嬉しさが私の心の中に広がった事を覚えています。
「これやってくれてありがとう」や「めちゃくちゃ助かった」
そんな言葉をかけてもらう事ももちろん嬉しいけれども、菜海さんがふと竜馬くんにかけた
「わからなくてもやろうとする気持ちが最高」
この言葉は、「ありがとう」や「助かった」よりもきっともっと強くその当時まだ入社したばかりの竜馬くんの背中をふわっと、でもグッと強く押してくれたはず。
あの時はまだまだひよっこだった私も、菜海さんみたいに温かい言葉を誰かにかけてあげる事ができるくらいにこれからもっと成長していきたい。
(書いている人:遠藤有希)