10月30、31日とセキネさんが静岡のETHICUSeuphrainooさんで「セキネのお茶会」を開催していました。
このイベントは今年の夏に迎えたリロコーヒー喫茶の周年イベントの中で開かれたものと同じイベントで、私も喫茶で行われた「セキネのお茶会」に参加してきました!
「セキネのお茶会」というワードは聞いた事があったけれども、実際に「セキネのお茶会」に参加したのは今年が初めて。
着物姿のセキネさんをしっかりと目にしたのも今回の「セキネのお茶会」が初めてでした。
今年の「セキネのお茶会」のテーマは、「温度と湿感の移ろい」
テーマだけ聞くと一体何をするのか、どんな流れでお茶会が進んでいくのか全く想像がつきませんでした。
セキネさん自身が今回のお茶会のために作ってくれた幾つかのお菓子とセキネさんのお話に参加者である私たちが参加してお茶会は進んでいきます。
その中で今回のテーマである「温度」
セキネさんが用意してくれたお菓子の中に色んな温度が隠されていていました。
触れる事で人から伝わる温度、熱量で伝わる温度、昔を懐かしみ蘇る思い出の温度、暖かい冷たいなどの温度。
こんなにも色んな温度が身近にあったんだとびっくりしました
そして私がセキネさんから感じる温度はほわわーんとした柔らかく心地よい温度時には燃え上がる炎のような熱い温度。
私の温度はどんなものなんだろう?お茶会が始まる前まであまり考えた事がなかった温度について考えるようになりました。
今回の「セキネのお茶会」で感じたことは、私が歩んできた人生のあらゆるシーン一つ一つに、「楽しかった」「嬉しかった」「頑張った」の気持ちと一緒にその時感じた温度があって、その思い出と温度を振り返ると、その思い出と温度はまるでいくつも色を持っている虹のようにとてもカラフル。そんな色とりどりカラフルな温度が今の私を作り上げている。
そして私は、冷たいよりも暖かいが好きなんだという事。
冷たい食べ物も口の中に入れたらジュワーっと暖かくなって消えていく。
口の中で冷たいから暖かいに変化する瞬間に美味しさを感じる。
人も同じで食べ物を食べるように、その人をかじって、その人が持っている温度を味わいたくなりました。
あなたが持っている温度はどんな味?どんな色?
きっと私がこれから進む道の先には、まだ感じた事がない、触れた事がない「温度」が待っているんだろうな。
リロのみんなが持っている温度、そして店舗でオンラインで繋がってくれているお客様、まだ出会っていないお客様。みんなの温度を味わってみたい。
私が持っている温度と違っていたとしても、新たな温度に近づける、近づいていく。
そして私の温度とみんなの温度が交わっていく。
私をもっと伝えたい、みんなをもっと感じながら進んでいきたいと思います。
(書いている人:遠藤有希)