
珈琲遊びに夢中になる時がある お豆を挽いた瞬間の広がる香り お湯に触れた瞬間に膨らむ表情 閉じ籠っていた香りにニヤニヤする 最初から最後まで愉しいがいっぱいある
んで
淹れた珈琲を飲んでもらえる事が幸せで 飲みながら色々な反応をしてくれる人もいる その瞬間に会いたくて僕は無我夢中で淹れる
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リロコーヒーのバリスタである喬祐くんが自身のインスタグラムの投稿にあげていた文章。
この短い文章の中に、喬祐くんが感じる珈琲の魅力がいっぱい詰まっている。
毎日「コーヒーで遊ぶ」そんなキャッチコピーがぴったりな表情と姿で珈琲を淹れている喬祐くんは、なんと元パティシエ。毎週水曜日に喬祐くんが行っているリロコーヒーのインスタライブを初めて見た時、コーヒーで実験を行い、視聴者の方たちと一緒に新しいコーヒーを楽しみながら見つけ勉強している姿には、もう何十年もバリスタしています!と言わんばかりの自信と知識が溢れ出していました。
以前喬祐くんと交わした会話
ユウキ「いつからコーヒー淹れているんですか?バリスタ歴何年ですか?きっともう何年も前からバリスタされているんですよね」
喬祐くん「コーヒーを淹れ始めたのは、リロコーヒーに入社してからだからまだ約2年ですね」
ユウキ「、、、」
まだ2年、、、びっくりしすぎて返す言葉が見当たらなかった。
何だろう、まだ2年なのに、喬祐くんらしいコーヒースタイルを確立している。
そしてそのそのスタイルが
「コーヒーで遊ぶ」
真面目に珈琲と向き合いつつも、コーヒーが見せてくれるどんな表情、瞬間も見逃すまいと、コーヒーが一番仲の良い友達みたいに誰よりもコーヒーの事を一番近い場所で見ている。
喬祐くんにとってコーヒーが一番の友達だから、もっと知りたい、仲良くなりたいと思い、コーヒーの難しい一面も、コーヒーに対してわからない事が出てきてもきっとそれが楽しいのだと思う。
何に対してもわからないを楽しむ事は難しいけれども
「わからないから楽しい」
そんな気持ちを大切にしていけば、コーヒーを淹れる事も、繰り返す毎日ももっと楽しんでいけると思う。
(書いている人:遠藤有希)