3年前、リロ珈琲喫茶がオープンした時から店に立ち続けているヒロナ。以前サイフォンを扱う喫茶店で長い間働いた経験もあり、サイフォンにかける想いは人一倍強いものがあります。

今回、「喫茶とサイフォンの時間」と題し、ヒロナがサイフォンへの愛を語りとコーヒーで表現する会を開催しました。

  

 

 

各回、お客様を4人だけ招き、ヒロナと一緒にサイフォンの時間に浸っていただきます。

 

 

「日本でサイフォンがどのように扱われてきたのか」

「ヒロナとサイフォンの出会い」

「サイフォンの魅力」

 

これらをテーマにヒロナがゆっくりと語りかけます。参加されるお客様も会話を楽しみながら、和やかなムードで会は進んでいきます。

 

 

 

語りパートの後は、みんなでカウンターに集まり、サイフォンの抽出。今回はサイフォンの特徴である「とろみ」を最大限いかしたレシピをヒロナ自ら考案しています。

 

 

長い間形の変わらないサイフォン。一方、コーヒー豆の品質や理論は常に進化を続けてきました。

過去、日本に巻き起こった喫茶ブームの時代に思いを馳せながら、現代の抽出理論を用いて「デミタスコーヒー」を抽出します。

 

 

使用する豆は、ヒロナが最も愛情を持っている最高品質のエチオピア ゲシャ(ゲシャビレッジ シェワジバブ)。

 

 

完成したコーヒーは、サイフォンのバキュームによって液体とコーヒーオイルが完璧に溶け合い、舌の上で蜜の様なとろみを感じられます。

 

口の中を華やかな薫りが満たし、繊細でいて豪華な甘みに参加者の皆さんは驚きの表情です。

 

 

贅沢デミタスコーヒーを頂きながら、サイフォンを通して「過去」と「今」の繋がりに想いを馳せ、未来への可能性を感じる素敵な会になりました。

 

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