リロコーヒーがある大阪心斎橋アメリカ村。古着屋さんが多く若者が多いイメージだけれども、スタイリッシュな都会というよりかは、色んな人が集まって色んな色を作って、その色が集まって一つの街を作っている。
私からみるアメリカ村は
「多種多様」
そんな言葉がぴったりな場所。
色んな物が交わるこの街並みが「the関西、the大阪」という感じがして私は大好きです。
今回はリロコーヒーロースターズがコーヒーを世界へ発信している、その原点。
「大阪」について触れたいと思います。
思えば、去年の春、大阪が好きで、関西弁が好きで、その気持ちだけを強く持って私は静岡から大阪に引っ越してきました。そして大阪で過ごしてきたこの約一年間。
一つ気がついた事があります。私はやっぱり大阪が好きで、むしろ大阪に引っ越してくる前よりも、大阪の事が好きになっている。私をこんな気持ちにさせるなんて恐るべき大阪。そしてやっぱり私はボケとツッコミを交わして関西弁を自由に操る大阪人になりたい。
リロコーヒーのスタッフの中にも何人か大阪出身の方がいて、一口で大阪出身と言ってもタイプは様々。
その中でも、ああ、ここは大阪だなあといつも思わせてくれるのがバリスタの喬祐くん。
仕事をしている時に何かにつまづいて転びそうになると、すかさず
「大丈夫ですか?」と優しい声をかけてくれる。
さすがプリンス!と思いながら、
「大丈夫です!」と答えると
「いや、ユウキさんじゃなくて持っているコーヒー豆の方」
そっちかーい!はめられた。でも不思議と何故か嬉しい、楽しい。
アメリカ村にあるリロコーヒーの店内のあらゆる場所で関西弁が飛び交っている事も私は嬉しい。
関西弁って、不思議と怒っている時でも、その言葉にその人の気持ちや熱と体温が乗っかっていて私はついつい耳を傾けてしまう。関西弁を聞くと、私生きてる!と胸の鼓動がドクンドクンと強く揺さぶられるような気持ちになる。
ノンストップで喋り続ける方や、「のど自慢」と書かれたちょっと変わったTシャツを着てくる方や、淡々と関西弁でツッコミまくる方。色んな方がリロコーヒーには集まり、この場所でコーヒーを楽しんでいます。
遠くに住んでいて、店舗には中々行けないから普段オンラインショップを利用してくれている方にも、リロコーヒーがある「大阪」という場所を届いた商品と一緒に味わって欲しい!感じて欲しい!と私は思います。
大阪には、リロコーヒーにはまだまだ私が発見できていない魅力がたくさんあって、出会っていない人もたくさん。
だからこそ、大阪に住む私が見つけた大阪のええところ、大阪の人の温もりを皆さんと一緒に感じ、届けていきたいです。オンラインでご注文いただいた商品と一緒に
「ユウキのええとこ便り〜大阪ってこんな所〜」
を同封しています。
大阪を感じながら、イメージしながら飲むコーヒーはきっといつも以上に美味しいはず。
(書いている人:遠藤有希)