「ユウキさんが書いた文章とっても面白かったです」
と私のインスタグラムを通じて、前にメッセージをくれた方がいました。
その方は、私に
「正直今まで、文章読んだりとか、ずらっと並べられている文字を見たりする事があんまり得意ではなかったんですけど、読み始めたら文章が本当に素晴らしくてびっくりしました。やられた!すごい!」
と言ってくれて、この方からのメッセージはこの時だけではなく、その後も何度かオンラインで注文してくれる度に
「新しい文章楽しみにしています」
「新しい文章楽しみに仕事頑張ります」
と私にメッセージをくれて、この方からの幾つもの嬉しい言葉があったからこそ、私自身が書く文章に自信をもてたり、新しい文章を書く度に、会った事もないメッセージをくれたこの方の顔が浮かび、頑張ろう、みんなに喜んでもらえるような文章を書こうとここまで続けてこれたと思います。
去年の夏頃から、パタンと急にメッセージが来なくなって、その方のインスタグラムの更新も止まったまま。
そういえば最近連絡がないなと思ってから半年も経過していました。
直接お会いした事があるわけでもないのに、メッセージをくれていたこの方の事がとても気になり、もう私の文章を読んでもらったり、この方から嬉しいメッセージをもらう事は今後無いのかもしれない。
とても寂しい気持ちになりました。
でもこの方とのこのメッセージのやり取りがきっかけで私は勇気をもらいました。
有名な作家さんなどではなく、私の名前が世の中に知られていなくても
「文章で誰かの生活や日々を彩る事ができる」
とお会いした事がなくても、文字を綴るだけでも誰かの人生に関わる事ができる。
文章にはきっとそんな力がある。
これからもずっと私が文章を書き続けていたら、メッセージをくれた方みたいに誰かの目に留まってそこから新しい可能性が広がっていくかもしれない。
私が書いた文章を読んでくれた方たちが、楽しい気持ちになって、私の文章からしか発見できない「何か」を見つけてもらえたらとっても嬉しいです。
(書いている人:遠藤有希)