朝、晩に冷え込む事が多くなってきて
季節が秋から冬に変わり、あっという間に今年も残り2ヶ月をきりました。
リロコーヒーロースターズでは、頻繁に新しく発売される豆もあれば終売になる豆もあり、新しい豆が発売される度に、あっ!と驚く美味しさに出会える楽しさがあります。
私もこれまで飲んできたコーヒーの中で、印象に残っているコーヒーはたくさんあるけれども
私の中で一番印象に残っているコーヒーは、リロコーヒーに入ったばかりの時に焙煎士である圭太さんが淹れてくれたコーヒー。
まだ緊張していた時に
圭太さんが淹れてくれたコーヒーを一口飲んだら口の中いっぱいに広がるフルーティーな味わいとお客さまとスタッフと笑い合いながらコーヒーを淹れてくれた圭太さんに
緊張なんて忘れて
こんなに美味しいコーヒーとこんなに素敵な空間と人たちとこれから仕事をするんだとワクワクした世界が目の前に広がった事を覚えています。
きっとこの時のコーヒーが私の記憶の中に
「美味しいコーヒー」として一番に残っているのは
圭太さんが私やコーヒー、その時の空間にいたみんなを想う気持ち
と
圭太さんが主体となって作り上げる空間の楽しさ
が関係していたから。
そして圭太さんと一緒に働き続けてわかった事は今も圭太さんは、コーヒーを美味しくするためにどうしたらいいかをずっと想像し続けている。
それは
味覚で感じる美味しさ以外に
もっと楽しく、記憶の中に鮮明に残るモノ。
きっとそんな時間を追求し続けている圭太さんだからこそ、リロコーヒーの焙煎士として美味しいコーヒーを提供し続け、誰かにとっての記憶に残る「楽しいコーヒー」を提供し続けているのかもしれない。
(書いている人:遠藤有希)