リロコーヒーに入ってから、誰かに淹れてもらうコーヒーが好きになりました。もちろん自分で淹れるコーヒーも好きなのだけれども、自分の手だけではなくそこに人の手が加わると何が変わるんだろう?
毎朝出勤をしたら、菜海さんや喬祐くんがコーヒーを淹れてくれます。
菜海さんは、ホットカフェラテに可愛く絵や文字を書いてくれたり、喬祐くんは朝からコーヒーと対話しながら、楽しく淹れたコーヒーを私に手渡してくれます。
いつの間にか、朝淹れてくれる一杯のコーヒーがいつの間にか私の一日のエネルギー源になっていました。
菜海さんが淹れてくれるホットカフェラテはいつだって私に元気をくれる!
「頑張ろ!」の一言で何でもできる気がしたり、「ゆうちゃん」って名前を呼ばれたら、朝から温かい気持ちになって、ほわわーんと心地よく空を飛んでいるみたい。
喬祐くんが淹れてくれる珈琲を飲んだら、私もコーヒーと対話しているような気持ちになって、「今日はどんな味がするの?」ってつい問いかけてしまいそうになる。
コーヒーに人それぞれの温度が伝わって、一杯のコーヒーが愛おしい存在に変わり
「今日もよろしくね」と挨拶を交わし、コーヒーが私の一番の相棒になった気分。
コーヒーにこんな力があったなんて。人の手から伝わる魔法にかかった私は、コーヒーを美味しくする一番のスパイスを知っている。
それは「人を味わう事」
コーヒーを淹れてくれた人を味わう。一緒に今を、珈琲を楽しんでいる人たちを味わう。
今まで知らなかった物語、発見がそこにはある。
ピリリと効いた「人」というスパイスが入ったコーヒーは、忘れられない味になる。
リロコーヒーで提供しているコーヒー一杯が出来上がるまでにも、コーヒー豆を栽培してくれている農家さんの手、運ばれてきた豆たちを焙煎してくれる圭太さんの手、焙煎された豆たちをより美味しくさせるバリスタたちの手、オンラインで豆に気持ちを➕してお送りする私たちの手。
たくさんの人たちの手が加わってコーヒーが出来上がります。
リロコーヒーが生み出す魔法はまだまだたくさん!
今度はどんな魔法が飛び出す?
ここにしかないコーヒーの味を、さあ!一緒に見つけに行きましょう!
(書いている人:遠藤有希)