普段どんな時にコーヒーを飲みますか?
ホッと一息つきたい時、コーヒースタンドやカフェに立ち寄った時。眠気覚ましになど。
リロコーヒーに実際に来てコーヒーを楽しんでくれているあなたも、オンラインでリロコーヒーの豆を購入してくれている方々も。
自分でコーヒーを淹れる時も、誰かに淹れてもらったコーヒーを味わう時も。
その一杯のコーヒーがもっと美味しくなる秘密をお伝えしたいと思います!
①コーヒーを淹れる時は、まったりしたいなや今日も頑張りたいの気持ちも一緒に抽出する
②淹れてもらったコーヒーを飲む時は、淹れてくれた人の気持ちも想像しながら味わう
自分でコーヒーを淹れている時間や、誰かがコーヒーを淹れてくれているシーンを見ていると、ポタポタと落ちるコーヒーの音、流れている時間がゆっくりになったようで思わずとろけてしまいそうになる。
淹れ終わったコーヒーを飲んだらホッと一息、追われていた時間もちょっと悩んでいた事もどこかへ飛んでいく。
コーヒーが美味しい物からコーヒーが私の気持ちに寄り添ってくれている存在に変わる。
そんな循環がとっても楽しい。
そんな気持ちを教えてくれたのはバリスタである菜海さんでした!
ある時、いつもハンドドリップで淹れてくれるコーヒーをエアロプレスでギューっと時間をかけて抽出してくれました。
いつも明るくお喋りな菜海さんが、その時は目を瞑ってゆっくりとエアロプレスに圧をかけコーヒーを淹れている。
いつもと少し違う菜海さんのコーヒーに対する向き合い方を近くでみながら出来上がる一杯を、少しずつ抽出されていくコーヒーをみながら楽しみに待っていました!
出来上がったコーヒーを一口飲んだら
「何、この甘くてとろけてしまいそうな味。ふわっーっと宙に飛んでしまいそうな優しくて、菜海さんの温度が感じる事ができる味」
「どうしてこんなに甘いんですか?」
つい私は菜海さんに聞いてしまった。菜海さんから返ってきた答えは
「それはね、私がゆうちゃんに甘くてゆっくりとした時間を感じて欲しいと思って気持ちを込めたから。気持ちを込めたから今日コーヒーを淹れていた時、静かだったでしょ?ぎゅぅーっと癒しの気持ちを込めたよ」
その時に淹れてもらったコーヒーは、今でも忘れられない。私にとって一番の味。
うん、コーヒーってやっぱり良い、好き。
今日もリロコーヒーのスタッフそれぞれが、こんな気持ちでコーヒーを楽しんで欲しいな、こんな想いが届いたらいいなという気持ちで日々コーヒーをお届けしています!
(書いている人:遠藤有希)