私が初めてリロ珈琲喫茶に行った時に接客してくれたのが佐野さんでした。
リロ珈琲喫茶の落ち着いた大人な雰囲気にぴったりなダンディな大人な色気を持った佐野さん。
「いらっしゃいませ」の言葉から始まる「リロ珈琲喫茶」での時間。
「リロ珈琲喫茶」のゆったりとした時の流れ空間はコーヒーでだけではなく、そこに「人」がいるからこそだなぁと思わせてくれた一人です。
そんな佐野さんは踊る事が好きで、自身のインスタグラムにも公園で踊っている姿を投稿したりしています。
初めて佐野さんが踊る姿を見た時に、
「かっこいい。。」
曲に合わせて自由に表現する姿。リズムに合わせて動く体、踊っている自分を100%楽しんでいる表情。
「リロ珈琲喫茶」で大人な雰囲気を作りあげている佐野さんにこんな一面があったのか。
「リロ珈琲喫茶」で珈琲を入れている姿もダンスをしている佐野さんも共通している事は
「スマートでかっこいい」
どこにでもあるような「かっこいい」ではなくて、佐野さんらしくて「かっこいい」
どんな時でも「かっこいい」佐野さん。
佐野さんの事を知れば知るほどわかった事。
この佐野さんの「かっこいい」は最初から身についていたものではなく、リロコーヒーで過ごした日々と佐野さんが求めた「かっこいい」が見つけ出したものでした。
今は自分の色を持っている佐野さんも、色んな魅力が溢れる世界で、自分の色を見つけたくて、珈琲に惹かれ、珈琲がカッコいいと思い始めた時に通いつめた場所。その時にこうなりたいと思った想いと憧れがあり、見よう見まねで真似していた時があったそうです。
この話を聞いた時に今の佐野さんからは想像もできない姿に驚きました。
コーヒーを淹れている姿がかっこいいとか、何かに真剣に打ち込んでいる姿がかっこいい、自分にはない色を持っているからかっこいい。色んな「かっこいい」がある中で、私もああなりたい、自分だけのスタイルの「かっこいい」を見つけたいと誰しも思うはず。
自分らしいかっこいいって何だろう?と感じていた佐野さんが「自分らしい」を見つけたきっかけ。
それは
「やっぱり珈琲は、気に入っている道具や、思い入れのある道具で淹れることが一番です」
リロコーヒーの焙煎士である圭太さんが言っていた言葉。
この言葉でただかっこよく見られたいと感じていた佐野さんは自分が良いと思うスタイルを、自由に楽しく楽しむ事が大切だと気づいきました。
一つ一つの所作が丁寧な姿も、ダンディな姿といじられた時はちょっと恥ずかしそうに照れながら笑う姿も。
全部佐野さんらしい。佐野さんらしくていい。
かっこいい姿を見つけて、憧れを抱いて、真似をする所から、その場所で出会った人と、真似をしながらでも見つけて行く自分のスタイル、自分が好きな事、やりたい事。
今日も佐野さんは「リロ珈琲喫茶」で自分を、佐野さんが淹れる珈琲を最大限にパフォーマンスしています。
今の佐野さんのかっこいい姿がこれからどんな珈琲の味を作り出してくれるのか?
佐野さんという人の深みを知りながら味わう珈琲もいつもの珈琲とはまた一味違ってお勧めです。
(書いている人:遠藤有希)