「キャンプ」
リロコーヒーのバリスタ菜海さんが好きな事。
自然の中で、自分たちでテントを張り、用具を用意し、自分たちの力で火を起こしてみたり。
外でコーヒーを飲んだ事ありますか?
「自然の中外で食べるご飯は最高だよー!」
「初めて一人でテントを張ってみた!」
お休みの日に行ったキャンプの事をとても楽しそうに教えてくれる菜海さん。
その時に撮った写真たちを見せてもらうと、土鍋で炊いたほっかほっかのご飯や、キャンプだからこそ出来るようなワイルドに串に刺されたお肉や野菜たち。
ご飯だけではなく、キャンプにリロのコーヒーを持って行って外でコーヒーを楽しんでいる写真もありました。
「そうか、こんな場所でもコーヒーって楽しめるんだ」
外で飲むコーヒー。私は体験した事がありません。
どんな味なんだろう?
私がコーヒーを楽しむ場所は、家かコーヒー屋さん。
「外で飲むコーヒーってどんな味ですか?」
菜海さんに聞いてみました。
私が自然の中外で飲むコーヒーの味を想像してみる、例えばいつもと一緒の淹れ方、いつもの好きな豆でも感じ方が違うかもしれない。
菜海さんの答えは
「自然の中で飲むコーヒーは最高だよ!」
「川の音や、風もコーヒーを美味しくする調味料になってくれる」
ほぉ〜、自然が調味料。
どんな味がするんだろう?
ますます外で飲むコーヒーに期待と想像が膨らみます。
そこでふといつも菜海さんが淹れてくれるコーヒーの味を思い出しました。
菜海さんが淹れてくれるコーヒーは不思議。
私が疲れている時は寄り添ってくれるような味、元気が欲しい時はパワーをくれる味。その時その時で伝わってくる美味しさが違います。
こんな色んな気持ちをコーヒーで伝える事が出来るのは、菜海さんがキャンプに行って、そこでしか味わえない空気や景色、そこでしか体験出来ない日常を味わっているから。
そしていつもの毎日とは違う時間の流れから元気をもらったり、自然の音から心を一回整理して、また頑張ろうと後押ししてもらっているからかもしれない。
そこで得たパワーを私たちにも与えてくれて、自然の音、彩り全てが今の菜海さんを作り上げている調味料になっているんだ!と感じます。
私もキャンプに行ってみたい、キャンプでコーヒーを淹れてみたい。飲んでみたい。
今、そんな気持ちに駆られている私がいる。
コーヒーからみんなの気持ちに寄り添う事が出来る所が菜海さんらしさ。
私がキャンプに行ったら、どんな自分と出会えるんだろう?どんなコーヒーの楽しみ方を見つける事が出来るかな?
自然の中で楽しむコーヒー。想像しただけでワクワク!
私が見つけるコーヒーを美味しくしてくれるスパイスがそこにはきっと待っている。
(書いている人:遠藤有希)