「近い将来でも、遠い将来でも、夢とか野望ってありますか?」
ふとした時に流大くんから聞かれたこの質問。
「難しい。ない、、かも、、」
この言葉を発した自分に何か私すごく中身のない答え方をしてしまったな、これからやりたい事挑戦したい事、考えればいくつもあるのに。と思ってしまった。
流大くんは最近みんなに「将来の夢」について聞く機会があって、そのみんなの「夢」を私も流大くんから聞いてみました。
みんなそれぞれ色んな野望を持っていて
「うわぁ〜すごい」
「みんなそんな大きな夢を持っていたんだ」
と思うと同時に、色んな夢が私の頭の中に溢れてきて、何だかみんなの将来を想像したら頭の中がカラフルになりました。
そういえば、小学生の頃にみんなで「将来の夢」を絵にして書く授業があって、それぞれがお菓子屋さんになりたいとかパン屋さんになりたいとか、実際になれるなれないは関係なく広がっていく夢の世界が楽しかったなあと懐かしく思いました。
みんな「将来の夢」を描くという同じ課題なのに、それぞれが持つ夢は違って、みんな違う「夢」を持っているから楽しい。
その時に私は私がなりたい道をこれから歩んでいくんだと感じていました。
でも、大人になるにつれて、私が持っている「大きな夢」を伝える事は恥ずかしく、「夢」は自由でいいのに、誰かの目線から「私の夢」を見たら、そんな大それたこと言っちゃってって思われるかもしれない。そんなふうに思ってしまっていた。だから
「ユウキさんの将来の夢は何ですか?」
と聞かれた時に、恥ずかしくて答える事が出来なかった。
その時に流大くんが「夢」って、叶う叶わないとか関係なくて、めちゃめちゃ大きいものでもいいし、小さくてもこれをやり遂げたいって事でもいいと思います。僕は本を書いてみたいですね〜。
「え〜、本!すごい、面白そう」
流大くんが書いた本を読む、私が本を書いてみる。ワクワクする楽しそう!!
みんなリロコーヒーという同じ船に乗って、同じ方向に向かって進んでいっているけれども、
みんなの頭の中まで何一つ同じなんてことはない。他の人の色を見て、見つけてまた新しい「夢」を見る、「夢」を見つける。
リロコーヒーには、たくさんの「夢」が詰まっている。だからきっとこの場所が楽しいのかもしれない。
(書いている人:遠藤有希)