■ だんじりのために人が動き、つながる

日本全国いろんな祭があるけれど、だんじり祭ほど人々の生活に染みついている祭はなかなかない。町の人々は年代別に組織を作り、一年をかけて祭の準備をする。

そして、祭が終われば次の日から来年の祭の準備だ。

大人から若者に、先輩から後輩に。教え学んでいるうちに、いつの間にかだんじりを中心として町全体が仲間になっている。

  



 

■「だんじり」から 強いインパクトとリズミカルな楽しさのブレンドコーヒーをつくる

 ここからは焙煎士 中村圭太の腕の見せ所!「だんじり祭」から分かる泉州・岸和田の特徴をもとに、ブレンドの味わいを構築していく。

 

  •  こどもも大人も、各世代がだんじり祭の成功のために別々の役割を担う。
  •  祭当日までの準備・練習・調整をとおして、町の人々がつながっていく。
  • 数百人が曳くだんじりが、迫力満点に走り抜ける。
  • 鉦や太鼓のリズムと篠笛の音色に、祭への高揚が高まる。

 

 


口に含んだ瞬間、猛々しく駆けていくだんじりのように、柑橘のような酸味が口の中いっぱいに広がる。

後ろからじんわり甘さが追いかけてきて、最後は祭の夜のように静かで優しい後味。

エネルギッシュな美味しさを引き出すために、ぜひ熱々のお湯で淹れてほしい。

 

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