最近訪問したお店は
30年以上続けられているお店ばかりで
飲食店、雑貨屋、服屋、
たまたま入ったお店で
それだけ続けられているという事を
後から知った。

どのお店もすごく良い印象で
また行きたいと思って店をあとにした。

どのお店もそれぞれの空気感があって
それらがすごく心地良かったのだが、
全てのお店に共通している事があって
それらはごくごく当たり前
のことの様なんだけれども、

自分が定めた営業時間を
キチンと守る、
清潔感がある、
良い香りがする、
空間を阻害するものが無い、
スタッフが優しい、
入店と退店時に気持ちの良いあいさつ。

どのお店もこの点がキッチリ押さえられていた。

もちろん、30年以上続けられる秘訣は
僕には気付くことが出来ない
更に素晴らしい点もあると思う。

でもこの土台の部分を30年経った今でも
キッチリしてるなと
お客に感じさせられるという事は、
30年間ずっと続けてこられている証左で
この点無くして継続は無いんだろうなと。

お店を営業する上で至極基本的なことばかりで
何を今さらと思うかもしれないが、
実際店を営業している人ならわかるはずで
実はここを何年も続けられるのは
めちゃくちゃ難しいことだ。

30年も経てば人も変わる。

凄まじいことだと思う。

当たり前のことを当たり前にすると
当たり前だと評価されやすいからこそ
当たり前のことをずっと続けるのは
本当に難しい。

当たり前のことなどないのだ。

また、評価とは別軸の
確固たる何かを持っていないと
継続する事は難しい。

僕はオープンの時から
必ず守ると決めた事がいくつかあって
何とかかんとか5年と2ヶ月と12日、
それらを守り通せてきている。

それは自分自身の確かな自信にも繋がっていて
今後も続けていきたい。

そして、間違いないのは
5年続けるだけでも1人では到底無理で
周りの助けを様々なカタチで
借りられたからこそ続けられたわけで
これからもドンドン皆に助けられて
続けていけるんだろうと思う。

まずは30年、
自分が決めた事を続けてみて
その時思うことや
その時見える景色について
またこうやって書いていたい。