【カッピングのアレコレ】

毎週木曜日は、
コーヒーの事について書いたり
コーヒー豆知識について書いたり
あれやこれやと書いています。

今日はカッピングについて。

カッピングって言われても
何のこっちゃの方の方が
圧倒的に多いので、
簡単に説明すると、

コーヒー焙煎豆の成分をなるべく余す所なく
抽出して、同条件で抽出したコーヒーを
いくつも飲み比べること。

そのコーヒーは何者か、という事を
手っ取り早く知る事が出来る
非常に便利な抽出法です。

良いところも悪いところも
まずは全部出してみて、
そこからどうしようか
あれやこれやと考えて組み立てていくので
様々なコーヒーショップでは
とりあえずまずはカッピング、
ということで営業前にその様子が
SNSにアップされたりもしています。

その豆は何者か、を知る事が出来れば
じゃあそこからその豆に対して
どの様な抽出を行えば、
更に美味しくお客様にご提供出来るのか
を考えることが出来ます。

コレだけでも
カッピングは大事
ということがわかりますね。

そして、最も重要なことで
カッピングがあらゆる基準になる理由の1つが
【比較することが出来る】
という点。

世界基準でカッピングのレシピが定められているので
純粋に豆の善し悪しを判断しやすくなっています。

豆量、湯量、湯温、挽き目、抽出時間から
カッピングボウルの材質や水の硬度
かき混ぜ方、すくうスプーンの材質まで、
実は全て推奨されているものが
決められています。

味を判断する正確さとスピードを競う
世界大会も毎年開催されている程。

興味のある方はネットで調べれば
すぐに出てくるので
また覗いてみてください。

今回はその中でも、最も味に影響しやすい
豆量と湯量について。

豆量:8.25g(±0.25g)
湯量:150g

この黄金比をまずは守って
カッピングすると精度が高くなります。

ぜひぜひお試しください。