コーヒーを楽しいと思うところの1つ

【経時変化】

生豆の状態でも
焙煎豆の状態でも
抽出した液体の状態でも
コーヒーは経時変化を起こす。

抽出した液体においては
そのスピードは早い。

香気成分が揮発したり
酸化を起こして
いわゆる劣化が起きる。

ただ、面白いのが
温度変化による
人間の味覚の変化の方が
酸化による劣化よりも早く
経時変化がネガティヴに
捉えられないケースが
多いことだ。

冷めた方がおいしいコーヒー
とはまさにそのケースだ。

コーヒーの経時変化は
必ず起こる現象。

必ず起こる現象に対して
ぶーぶー言っても
何も前には進まない。

コーヒーの温度帯によって
味わいの変化を楽しむ様に、
変化を受け入れ、
その変化を楽しむ為には
どうすれば良いか考えた方が
100兆倍建設的だ。

7月に入りこれからも
様々な変化をみせるLCR。

スタッフもお客様も
みんなと共に
その変化を楽しんでいきたいと思う。