コーヒーを淹れる前に
その豆をどういう味に仕上げたいのか
イメージを作ってから淹れ始める。

その豆が持っている豆の味わいの
どの部分を最も引き出したいのかイメージし、
その為に何をする必要があるのか
頭でシミュレーションして
淹れ始める。

その結果をキチンと確認して、
自分のイメージ通りだったか、
もしイメージと違っていたのなら
シミュレーションに誤差があったのか
それとも実際のアクションに
問題があったのか、
検証して修正する。

仮にイメージ通りに出来なかった事が、
自分の技術や知識が足りなかったのであれば
その足りないものを補う必要があるし、
イメージに問題があれば
擦り合わせて修正する必要がある。

まず大事なのは、
作りたい味をイメージすること
「ゴールを決めること」だ。

ゴールが定まっているからこそ
足りないことは補う事が出来るし
ズレている方向は修正する事が出来る。

何をどうすれば良いかわからなくなったり
ただ単に淡々と淹れるだけになるのは、
ゴールが定まっていないから。

本当に当たり前の様なことなんだけれども、
ココをイメージ出来ているかどうかで
結果が全く変わってくる。

そもそも、
そのイメージが無いと
楽しくないし。

パシッとイメージ通りになると気持ち良い。

その過程こそ楽しい。

もちろん美味しくないイメージなんか
しないはずだから美味しい。

そしてまたその時
新しいゴールが
見えてくるはずだ。