事あるごとにコーヒーを飲んでいるし
コーヒーのことばっかり言ってるから
はた目にみても僕がコーヒーを好きなことは
間違いないんだけれども、
ここまで好きになったのは
何でだろうって近ごろ考えていた。

ただ飲むだけだった頃や
ただの趣味だった頃と比べて
格段に好き度が増しているのだけれど、
その理由を考えに考えると

「仕事として携わっているから」

に尽きるのかなと考えついた。

よく、趣味を仕事にすると
楽しさが無くなってしまうから嫌だ
ということを聞いたりするのだが、
僕の場合はそうじゃなくて、
趣味を仕事にしたから
好きが加速した。

「好き」だけじゃ、
もちろん仕事にならない。

だから好きじゃないこともやる必要があるし
その為にもっともっと勉強する必要もあるし
深く掘り下げていく必要もある。

仕事として継続していく必要があるからだ。

そうやっている内に
「好き」だけの世界では
見えていなかったであろう世界に
出会うことが出来る。

その瞬間に、
「好き」の度合いが増す。

またそれで新しいフィールドが出来、
そのフィールドでも仕事を継続していく為に
新しいことに挑戦したりもする。

コーヒーを嫌いになる瞬間もあるかもしれない。

でも、
それは仕事として継続する為のもの
という前提があって、
ひいてはそれが
好きでい続ける為に必要なもの
という前提があるのであれば
受け入れられる。

コーヒーの事は
とことん好きで
出来ればそれは
死ぬまでそうで
あり続けたい。

だから仕事にしているし
だから好きなんだと思う。

それを自己完結するだけでは
またどこかで終わってしまうから
それを伝えていくことが
僕の仕事だと思っている。