子どもの素晴らしいところは
夢中になれるところだと思っている。

純粋無垢だから何でも夢中になれて
だから何でも楽しそうだ。

夢中は楽しい。

夢中は楽しそうに見えるし
実際楽しいんだ。

でも、歳を重ねるにつれて
だんだんと夢中になれることが減る。

色んなことを知って
色んなことを考えるようになって
色んなことを経験して
気がつくと
随分と夢中になってないなって
気づく時が来る。

それはオトナになるって
ことなのかもしれないけれど
なんだか寂しい気もする。

夢中になりたい。

夢中は楽しい。

夢中は楽しそうに見えるし
実際楽しいんだ。

そういう意味でも
僕は恵まれている。

夢中になれることが
じつは結構たくさんある。

その中の大きなひとつは
コーヒーだ。

コーヒーって
夢中になれる瞬間が
たくさんある。

コーヒーを焙煎している時

コーヒーを淹れている時

コーヒーの香りをかいでいる時

コーヒーを飲んでいる時。

コーヒーのことを考えている時。

全ての時間、夢中だ。

コーヒーは繊細で
ほんのちょっとしたことで
色んなことが変化する。

だから
コーヒーのことをする時は
コーヒーのことを集中して考えないと
コーヒーのことにならない。

コーヒーには
何百種類以上もの成分が含まれていて
まだ全ては解明されていない。

コーヒーの
栽培も
精製も
輸出入も
焙煎も
抽出も
提供も
飲む事も
日々進化していて
まだまだとどまることを知らない。

夢中になれる要素しかないね。

夢中なオトナって
バカなようだけれど
楽しそうだ。

楽しそうなオトナって
いいなって思う。

ずっとそんなオトナでいたいなって思う。