日々、
色んなお客様にお越し頂き
コーヒーを淹れながら飲みながら
色んなお話しをするのだが、
あるお客様がめちゃくちゃ博学で
何でも知っていらっしゃるので
ある日、いつどうやって
それらの知識を付けたのか
伺ってみた。

すると非常に興味深い回答が。

「覚えようと思って
覚えているワケではないけど、
まあ勉強の感覚で言うならば、
まず1つのことを勉強する。
(これを①とする)

次に、そのことを勉強することで
興味が生まれてきた
もう1つのことを勉強する。
(これを②とする)

①の点と②の点を結ぶと線になって、
その線上にあるものは
ちょっと勉強するだけで
すぐ覚えるようになる。

次に全くジャンルが違うことを勉強する。
(これを③とする)

③が身に付いた時に、
①と②とリンクする感覚があって
その点を全て結ぶと面になる。

その面が出来る感覚になってから、
その面上にある知識は
ちょっと知るだけで
スッと頭に入ってくるし忘れない。

この面がどんどん広くなっていくから
どんどん覚えていつの間にか
今の状態に。」

とのこと。

なるほど。
めちゃくちゃわかりやすい。

コーヒーで例えるなら、
初めは飲むだけだったコーヒー。
好きで色んなコーヒーを飲むように(①)

興味が出てきて淹れ方も勉強。(②)

元々歴史が好きで、
世界史なんかもあれやこれや(③)

すると、
世界の各国の歴史の中で
コーヒーが至る所で登場することを知る。

そこからその国の考え方や
歴史的背景なんかも見えてきたりする。

それらは①と②と③の点が結ぶ面上にあるから
違和感なくスッと頭に入ってきて
すぐに覚えていく。

確かに僕のコーヒーの知識の感覚も
そういう感じだ。

効率良く勉強を進めていく為に
上手く使えるかもしれない。

ありがとうございます。

毎日やることや勉強することだらけ。

コーヒーに携わる様になってから
ヒマだと感じたことは
1秒たりともない。

人生の時間は共通で有限だから
まだまだ足りない知識や技術を
上手に効率良く身につけていきたい。