今日の朝はLiLoスタッフ全員で
海外研修報告会。

朝の限られた時間で、
今回非常に濃密だった
ミャンマー、タイでのコーヒー体験を
可能な限りアウトプット。

その時間で全てを伝えられるワケもなく、
明日からも継続して伝えていくのだが
伝えることで初めて体験が完結することを
今日は身をもって体感した。

インプットとアウトプットは1セットで
アウトプットまでキチンと行わないと
自分の糧にならない。

ミャンマーでのコーヒー栽培や精製について
僕自身もまだまだ理解を深める必要があり、
伝えようとすることで
それがどの部分なのか気付くことが出来る。

あれも伝えたい、
これも伝えたかった。

自分の語彙力の足りなさにも気付き
まだまだやる事が山ほどあることの
嬉しさで気分が高揚する。

ありとあらゆる方法で
もっともっと伝えていきたい。

今年に入ってから、
「何かを伝える」
という機会がずっと続いている。

毎週のパブリックカッピングや
ワークショップ。
レコールバンタンでの特別講義や
東京でのJHDCジャッジプログラム、
イエメンシングルオリジンカッピングや
ミャンマーやタイでの体験。

全てにおいて
自分で体験しただけで完結する
という事はもはや皆無で、
全てにおいて
体験した事を伝える
という責務が僕にはある。

僕自身もキチンと伝えることで
自分のモノにもなっていくのだ。

伝える力。

1杯のコーヒーを完成させるのは
バトンリレーと同じだ。

コーヒーに従事する者として
この伝える力を養うことは、
かなり優先順位の高い
大切な訓練だと感じている。