2018,11,12

近頃、初来店の外国人のお客様からも

「Oh! Keita!! Nice to meet you!!」

と、名前で呼ばれることが多くなった。

Instagramのアカウント名に
名前を記載していることも
もちろんあるのだが、
それは4年前のオープンの時から
ずっとコレなので、
ここ数ヶ月で格段に
名前を呼ばれることが増えた
理由にはならない。

原因はこれだ。

4周年の時からスタートした
パーソナルカード。

トレーディングカードをモチーフとした
ロースターやバリスタの
名前と顔写真が入っているカードを
自ら淹れたコーヒーと共に
お客様にお渡ししている。

「誰がそのコーヒーを淹れたか」

をお客様にキチンと伝えたいからだ。

ただ、
伝えるだけなら言葉で
「僕が淹れました」と
お伝えすれば済むことで、
カードをお渡しする大きな理由が
もうひとつある。

それは
「思い出してもらう」
こと。

先週のレイチェルの投稿に
エビングハウスの忘却曲線の話があったが、
人間は必ず忘れる生き物なのだ。

忘れた時に
ふと思い出してもらう装置として
このカードは本領を発揮する。

財布に忍ばせていれば、
外食に行った会計時に
お札を出そうとすると
たまたま目につくケイタカード。

そういえば
食後にコーヒー飲みたいな。

洗濯機にズボンを放り込む時に
ポケットの中身を全部出そうと思ったら
ヒラヒラと床に何が落ちたんだろう
実はケイタカード。

そういえば
今日のワークショップ
楽しかったな。

To Goカップにくっ付いてきてた
ケイタカードを知らない間に
落としてしまっていて
道路のど真ん中に落ちている
ケイタカード。

顔写真ついてるから
遠めからでも見つけた人は
なんだと思って見てみるはず。
見つけた人は拾って
なんなんだと思うはず。

全く関係ないことを
考えたり見たりしている中で
何かのキッカケで
たまたまケイタカードが目に入り、
店が紐付き
コーヒーが紐付く、
かもしれない。

そうなったら
すごく幸せなことだ。

焙煎業務も増え、
店に立つ頻度が少し減った僕だが
初めてお会いしたお客様にも
初めて会った気がしないと
言われることが圧倒的に多い。

これも、カードをもしかすると
誰かが紹介してくれているからかもしれない。

アナログならではの醍醐味。

人間は必ず忘れる生き物。

僕を思い出してもらった時に
美味しいコーヒーの香りがすれば
うれしいな。


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