2018,10,18

"美味しいコーヒーがある"
という認識が
ひと昔に比べて広がってきた、
ように思います。
とても嬉しい。

コーヒー専門店に行けば
シングルオリジンがズラリと並んでいて
詳しく知りたいとなれば
農園のことや生豆の品種、精製処理方法や
さらにはコーヒーの木の標高までも
分かる時代になってきた。

時代になったと言っても
コーヒーを好きになって4年。

それ以前の
日本のコーヒー文化については
実際に体験していないので
正直分からないけど

4年前にはすでに
"From seed to cup"
すなわち
コーヒー生豆の精製場所から
お客様の元へ運ばれるカップまでの
コーヒーの道のりの情報化が進んでいた。

豆がどこから来たのかだけではなく
さらにその味わいを
色々な食べ物や香りに例えて
豆の個性や味の違いを楽しんでいる。

楽しんでいるけれど
そればかりに拘ると
豆の情報を伝えるばかりで
自分達がそのコーヒーを通して
何を伝えたいのかが疎かになりがち。

豆の詳細を知るのは
当たり前になりつつある。
豆袋には味わいについての説明書きが並び
その味を引っ張り出すのに必死だ。

それだけじゃ
まだまだ足りない。
というより
他の角度からも
もっと楽しみたい。

ただストロベリーの味がするから
この豆を店で使ってるんじゃない。
初めてその豆を飲んだ時の衝撃、
コーヒーの未来を感じたあの気持ち。
鼻に抜けるワインのような香りが気持ちよくて
これを飲んでくれた人が
コーヒーってすごいって良い意味で
驚いてくれたら
興味もってくれたらなって思ったから
この豆を4年もお店に置いていると。

スペシャリティコーヒーという
サステナブルな社会を目指す
この素晴らしい環境の間に
少しずつ、
自分たちの思いも
ちゃんと混ぜ込んでいこう。

この世のコーヒー屋が
超絶奇跡的に
一斉に同じ豆を取り扱ったとしても
LiLo Coffee Roastersで飲むコーヒーが
一番楽しめるように。


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