ホットコーヒーを飲む時のカップ。

美味しいコーヒーを楽しむ為に
カップは事前に温めておく必要がある。

冷たいカップに
温かいコーヒーを注ぐと
すぐに冷めてしまうからだ。

競技会等で意図して冷まして云々
という特殊な状況でなければ、
おそらくコーヒーに携わる人
全員が口を揃えて
同じことを言うくらい
重要なことである。

同様に、
コーヒーを抽出する際の器具も
事前にしっかりと温めておかないと
注ぐ湯の温度に影響する。

湯の温度が下がる。

熱エネルギーは
高い所から
低い所へ
移動する。

焙煎機にも同じことが言えて、
事前に釜をしっかりと温めておかないと
豆に適切な熱を加えられない。

熱エネルギーをコントロールする為に
まずは十分に釜を温めることから
スタートする。

常温の生豆に
どんどんどんどん
熱エネルギーが吸収されるから
どんどんどんどん
釜を熱くする必要がある。

温度は伝染するのだ。

まず、
自分の温度が
高く無ければ話にならないし
高くあり続けなければ
どんどんエネルギーが
下がっていく。

僕はずっと
発熱し続けていたい。