初めて作った料理は
小学生の頃に友達と一緒に作った
スクランブルエッグ。
すぐ家に帰って
家族にも振る舞った。

小学校の図書館で料理の本を借りては
お菓子やごはんをつくるのが好きで
結局それからもずっと料理が楽しくて
それを仕事にしようと
管理栄養士の資格を取得。

ごはんを作って
おいしいと言ってもらえるのが嬉しくて
食事の時間はほんの束の間だけど
その時間を楽しんでもらえることも好き。

料理をするのも好きだけど
それと同じくらい
食べることも大好きで

誰かとどこかへ行こうと思ったら
やっぱりおいしいご飯を食べに
行きたいなぁって考える。
家で家族が揃うのは
夕飯の時だけだったりするし
特別な日にはとびきり素敵な
レストランへ行って
おいしい料理を堪能したい。

おいしいもの食べてたら
勝手に笑顔になるし
笑顔になったら
さらに美味しく感じる。

このチカラは本当に凄い。

今となっては食事が"コーヒー"に
変わったけれど気持ちは同じ。

おいしいと言ってもらえた時は嬉しいし
コーヒーを飲む15分前後の時間、
良き時間を過ごしてもらえるように
気持ちを込めてドリップをする。

…そして
お客様ひとりひとりの
コーヒーと共に過ごす時間を
カウンター越しに目に焼き付けてます。
私にとっても良き時間。

コーヒーを淹れるのも飲むのも好きで
しあわせな仕事が出来ているなと感謝。

小さい頃から好きなことが
大人になった今でもできている。
私はきっと
ずっとこの場所が好きだと思う。