コーヒーの味を左右する要因を
挙げだしたら本当にきりが無い。
豆だけじゃなくて砂糖や
ミルクもそのうちの一つ。

オーストラリアにいた頃は
普通の牛乳のほかに
スキニーミルク(低脂肪牛乳)
ソイミルク(豆乳)
を常備しているカフェが殆どで

自分が働かせてもらっていたカフェでは
自家製のアーモンドミルクで
ラテを作ることもあったし
"このミルクでラテを作ってほしい"
と、ライスミルクを
持ち込んでこられたお客様も。

過去に一度だけ
"乳糖不耐症用の牛乳はありますか"
と尋ねてきた方もいらっしゃいました。

ミルクと一口に言っても
牛乳や豆乳がアレルギーで飲めなかったり
乳糖不耐症であればラクトースフリーの
選択肢があったりして

自分の常識だけでは
誰かにとっての"おいしい"と
距離が縮まりにくい。

こうやって色んな人と出会って
お客様それぞれのコーヒーとの
付き合い方を知るんやなぁって。

コーヒーは狭き門でも
敷居の高いものでもない。

こうして飲まなきゃいけない
だなんて決まりもない。

もっと自由に
もっと気軽に

それで
新しい味と出会って
コーヒーの楽しみ方が
少しずつ広がっていけば良いな。