“コーヒー生豆は年度ごとに味が異なる”

コーヒーは農作物です。
だから収穫年度ごとに非常に良く出来た時もあれば
そうでない時もあります。

もちろん毎年安定したものを栽培することは
農園の方々も研究、努力を重ねていますが、
農作物というものは気候の影響をモロに受ける為
どうにもならない時もあるんですね。

味に影響が出ることももちろんあります。

味はやはり提供側として最重要項目ですから
ここでロースターの資質が問われると考えています。

生豆をコーディネートするのがロースターの役目です。

近頃僕はその言葉がやっとしっくりきて
日々ローストに励んでいます。

その生豆が持っているポテンシャル以上のものは
ローストでは出すことは出来ません。

でも、その生豆に最適なアクションを
起こしてあげる事が出来て、
価値を付けられることがロースターの役割です。

日々色んな生豆と向き合っています。