フレーバーが一瞬で消失してしまうポイントがある豆。

厳密に言うと、完全にいきなり消失するというより
相対的に香気成分と甘みを構成する成分の割合が変わる。

ただ、そのポイントのほんの少し手前が、
その豆の個性を最大限に発揮するところだったりする。

そのスレスレを狙っていくのが
ロースターの醍醐味で、
焙煎にまつわるあらゆる事を知り尽くすことで
その精度が増す。

深煎りならば尚のこと、
そのギリギリのポイントの見極めが重要。

今日も朝から晩まで、ずっと豆と会話しながら
考えながら焙煎していました。