“スペシャルティーコーヒーって何なん?”
という問いは常日頃受けるし色々伝えている。

でも、まだまだまだまだスペシャルティーコーヒーの事を
知らない人が圧倒的に多いのが現状で、
だから毎日伝え続けていきたいと思っている。

ただ、やっぱりまだまだ伝わっていないという現状を
キチンと理解して伝える側の僕たちも工夫する必要がある。

スペシャルティーコーヒーとは、
“味”でキチンと評価されているコーヒーのことだ。

とにかくシンプル。味が評価されているコーヒーのこと。

スペシャルティーコーヒーが世に出てくる前の
コーヒーの評価基準は、生産量であったり
品種であったり生産地の栽培状況であったり。
相場対象のコーヒーに至っては、
生産国と生産量と大枠での品質比較。

もちろん相対的には味に直結する評価項目ではあるのだが、
実際、お客様が飲むコーヒーの味の
具体的な評価基準というのはなかった。

これが、スペシャルティコーヒーが出てきて
“味”を評価するというシステムが整えられて
今に至る。

こんなにも直球勝負なコーヒーは素敵だ。

僕は飲食が好きでこれからも
色んなものを食べたり飲んだりすると思う。

“美味しい”をつくる要素は味だけではなく
たくさんあるとは思うけれど、
大前提として味で評価されたものをまずは
美味しいと思いたい。