- Regular
- ¥1,050
- Sale
- ¥1,050
- Regular
Sold Out
- Unit Price
- per
Tax included.
この豆で、ひときわ目を引くのは「Low Temperature Anaerobic」だ。これは読んで字の如く、低い温度帯で嫌気性発酵を行うということ。もちろん、低温では発酵がゆっくり進むから、自ずと長時間になる。じっくりじっくり、じんわりと発酵を進めるイメージだ。色んな香気成分を蓄えるのには十分な時間をかけさせるのが大事なのだ。ジワっと発酵させることで多くの香気成分がつくられたのと、それらを壊すことなく維持できる状態に持っていく意図があったのだろう。
フルーティな深煎りを行う条件はもちろん、深く煎ってもフルーティさが残ることだ。低温嫌気性発酵により、それが可能になっている。
ぜひ、一杯の中に様々な味わいを感じてみてください。
One standout process is the Low Temperature Anaerobic fermentation. As the name suggests, this involves conducting anaerobic fermentation at lower temperatures. Naturally, this process takes more time, resulting in a prolonged fermentation period. The idea is to allow fermentation to proceed slowly and gently, giving ample time for various aromatic compounds to develop. The slow fermentation process is intended to create and preserve a multitude of aromatic compounds without breaking them down.
The goal is to maintain fruity flavors even in a dark roast. The low-temperature anaerobic fermentation makes this possible. This method allows the beans to retain their fruity notes even when roasted deeply. Please take the time to explore the various flavors this unique process brings out.
【2024/11/18】COLOMBIA El Paraiso Tropical Double Anaerobic Washed
今回のトロピカルで特筆すべきポイントは、口あたり。
粘性が高く、ずっと口の中で甘さがまとわりついてくる様な感覚を体感できる。決して派手過ぎないのに、インパクトは絶大で記憶に刷り込まれるコーヒー。エルパライソのコーヒーにはいつもそんな印象を受ける。素晴らしいコーヒーです。
【2024/11/04】【November Limited】YOUBU Blend ~葉舞~
近頃は秋が短いですよね！個人的にも秋が大好きなので、数日の間に夏から冬に変わってしまうような季節のジェットコースターは、ちょっぴり悲しいです。せめてコーヒーでは秋の風情を感じてもらえれば！という意気込みで、11月の葉舞ブレンドをつくりました。
【2024/10/28】BOLIVIA Maritza Mamani Peaberry Washed
このマリッツァ ママニのピーベリーに出会った時は、その透明感と質感に衝撃を受けたんですよね。
ピーベリーでこんなのに出会ってのは初めて。粘性のある質感と、それでいて透き通るような透明感がとっても心地良い甘さを連れてくる。毎日飲みたくなるコーヒー。こういう味わいが表れるコーヒーは、携わる人たちの仕事が丁寧で繊細であるからこそ。
【2024/10/21】ETHIOPIA Niguse Gemeda Morke Natural
アンダースクリーンギリギリのサイズの豆で小さくてカワイイんだけれど、見た目に反して味わいはとってもパワフル。ジューシーなベリー系主体のフレーバーは、口に広がるどころか、全身にその赤みを帯びた心地良い酸が広がる感覚。クセがなく、スッと飲み心地の良いグランクリュのワインを想像させるような飲み口。非常に丁寧な仕事を感じられる豆です。
【2024/10/14】COLOMBIA Finca Villa Maria Lemon Candy Natural
この豆は、ゲイシャという最高級品種に共発酵のプロセスを施しています。共発酵の可能性は底知れず、まだ未知な部分もたくさんあります。
共発酵によって新しい味わいを生み出せますが、管理が非常に難しく、下手をすれば生豆が使いものにならなくなってしまうリスクも孕んでいます。そこにチャレンジしつつ、良いコーヒーを届けたいというビジャマリアの方々の気持ちがとっても感じられる、素晴らしい豆です。
【2024/10/07】COLOMBIA Finca San Jose Monsalve Botero Rum Barrel Washed
この豆も、フレーバーを強調しようとし過ぎると逆にフレーバーが出ないし、甘さも乗っかってこない。その絶妙なバランスを何度も検証しながらアジャストさせている。派手な印象の豆であればある程、裏ではじっくりしっかりと調整を重ねてリリースしている豆の典型的な例でもある。ぜひ、スペシャルティーコーヒーの未知なる体験を味わってもらいたい。