2019,02,18

Posted on Feb 18, 2019

コレ何だかわかりますか？

碁盤の様なこの板は、

【収穫したコーヒーチェリーの品質チェック】

として生産国で使われています。

使い方は、
コーヒーチェリーの沢山入った収穫袋の中に
この板をゴソッと入れて100個の穴に
ランダムに入ったチェリーの中に
未成熟なチェリーがいくつ入っているかを数え
その割合から全体に占める割合を出すというもの。

例えば検査したチェリー100個中に5個
未成熟なものが入っていれば、
全体の5%未成熟チェリーが入っている
とみなされます。

これを精製所の者が農家さんに持っていき
このチェックをして、
現在5%の未成熟なチェリーが入っているが
これを1%以下にして欲しい
などなど改善してもらって
品質向上に繋げているわけです。

この板はCQI(Coffee Quality Institute)という
全世界規模で活動しているいわば
コーヒーの品質チェック機関が発行しているもの。

Qグレーダーというコーヒー業界の
ソムリエの様な資格も
CQIが発行しています。

CQIが認定した精製所にしか渡されない
貴重なこのチェリー試験板。

僕たちが先月ミャンマーの
Genius Coffee Estate に行った時に
友好の証として社長から
頂いてしまいました。

なんとまあ。

心意気が本当に素晴らしい
Genius Coffee の人たち。

僕達の宝物の１つです。

僕達も美味しいコーヒーを完成させる
という宝物をミャンマーの生産者の人達に
お返し出来るように
これからも取り組んでいきたいと思います。

9階LiLo Coffee Labに
置いておりますので、
ワークショップやセミナーの時にまた
手に取ってみてくださいね。