この豆でお伝えしたいことは2つ。
まず1つ目はマラカトゥーラという品種。とにかく大きい。マラゴジッペ種とカトゥーラ種の交配種で、マラゴジッペの大きさを完全に引き継いでいるお豆だ。コーヒー豆においては、大きいというのはとっても良いことが多くて、まず味が良い可能性がグンと高くなる。シンプルに味わいを構成する成分が多く生み出されていれば、豆は大きくなる傾向にあるのだ。
そして、焙煎においても、大きい豆ほどキチンとディベロップメントさせることで甘さとフレーバーが際立つ。ジューシーさも出る。ローリングは、焙煎機の特性上、フレーバーを引き出すのに長けている一方ジューシーさやコクやボディは出しづらい所があるが、こういった大きな豆はディベロップに時間をかけられるので、表現の幅も大きく出来る。マラカトゥーラは、マラゴジッペ寄りの遺伝傾向が強いと思っているので、大きな豆が多く、好きな品種のひとつです。
そして2つ目が、テロワールの話。ニカラグアの豆は、テロワール由来の独特の味わいが分かりやすい国のひとつだ。どの豆にも共通してアフターテイストにほんのりウリっぽいニュアンスがある。ただこの豆にはそのウリっぽさがほとんど感じられず、優しい甘さとクリーンカップが長く続く。
ハニープロセスの具合とマラカトゥーラの品種由来の味わいが見事にうまくマッチして、絶妙に良い品質に仕上がっています。
素敵な豆です。ぜひお楽しみください。
【2026/06/29】COLOMBIA El Origen Pink Bourbon Thermal Shock Washed
デイビッドさんとは2022年のカッピングで初めて出会いました。それ以来、毎年彼のコーヒーを買い続けています。いつもユニークで、かつ品質が高く、これからも継続して買い続けたい生産者のひとりです。来日した際には必ずお店にも足を運んでくださる、とても律儀な方でもあります。
【2026/05/22】COSTA RICA Don Sabino Natural
元々ウォッシュトをメインとして作っていた農園ですが、次第にハニーをメインで作る様になり、現在はナチュラルが95%を占めているそうです。非常に繊細な生豆の管理や設備が必要なウォッシュトから精製のキャリアを積んでいることで、徹底した管理のもと綺麗さと甘さのバランスに優れたナチュラルが生まれています。
【2026/06/15】KENYA Kangocho Natural
このケニア カンゴチョ ナチュラルは、その基準をクリアしている豆。
深煎りだけれどもしっかりと酸が残っていてフルーティー。フルーティーだけれどもコクがあり、甘さもしっかりと乗っかっている飲み心地が良いコーヒー。
【2026/06/08】COLOMBIA El Diviso Typica Mejorado Fermented Washed
エルディヴィソの豆は昨年も購入しており、本当に素晴らしいフレーバーのコーヒーを作り出してくれます。ティピカメホラードは、ここ数年よく見かける品種ですが、とてもユニークで複雑性の高いフレーバーになることが多い印象。味わいに層があり、飲み進めるといろんな表情を見せてくれるのが面白いコーヒー。
【2026/06/01】Seasonal Blend 2026 June | Kagome Blend (籠目)
シーズナルブレンドで梅雨を表現したブレンドです。季節の繋ぎ目として梅雨は大切な存在。籠目があるからカラッと明るい夏が来る。そんな梅雨をしとしとと感じられるようなブレンドです。ぜひご堪能くださいませ。
【2026/05/25】COLOMBIA El Paraiso Double Anaerobic Washed Lychee Peach
非常に面白い豆だった。
生豆の香り自体は、それほど特筆すべき香りがあるわけではなくごくごく綺麗な生豆という印象。焼き心地も綺麗に爆ぜるし、ウォッシュトを焼いているような爽快感もある。
ただ、液体にした瞬間にそのポテンシャルは開放されてとんでもないインパクトがあるコーヒーになるのである。