イエメン、コーヒーの長い歴史のなかでエチオピアとはまた異なるベクトルのコーヒーの起源のひとつとされる土地。
この国の人々とその農業は、政治不安や水不足、インフラの崩壊といった厳しい現実に直面していると伺っています。
収量も多くなく流通も安定しない中、それでもなお、標高2200mを超える山岳地帯・Qaryat Al Gharb(カリヤット・アル・ガーリブ)では、家族単位の農家が手間と祈りを込めて、コーヒーの木を守り続けています。
このロットは、彼らが代々受け継いできた伝統農法と、現代のアナエロビック技術とが出会って生まれたもの。
嫌気発酵の繊細なプロセスを経て、
ローズやクランベリー、カシスの芳醇な香り
チェリーリキュールとチョコレートの甘さをまとって、僕たちの元に届きました。
イエメンのコーヒーには味だけでは語りきれない「尊さ」のようなものを感じます。雰囲気というか何というか。
年々流通量も増加傾向にはあり、継続して買い続けることが最も大切なことなんだと気付かせてくれる豆でもあります。
コーヒーの起源を、
コーヒーの未来につなげるために。
LiLoが選び続けるこの一杯。
あなたにもぜひ知ってほしい一杯です。
【2026/08/10】COLOMBIA San Rafael Watermelon Risaralda Pereira Yeast Fermentation Washed
とくち飲んで、たぶん驚きます。
コロンビアのサン・ラファエル「ウォーターメロン」。
名前は大げさじゃなくて、本当にスイカを思わせるみずみずしい甘さが口いっぱいに広がる豆です。秘密は製法。専用の酵母と、なんと本物のスイカを一緒に100時間ほど発酵させています。スイカからメロンのような甘さへ、最後はマンゴーやバナナの余韻がふわり。
IN THE COFFEE KYOTO GEISHA Blend 2026
香りの流れを、丁寧に整えていく。洗練された、美しい味の通り道。
IN THE COFFEE KYOTO の周年ブレンドは、そんなイメージで仕上げました。
照りつける太陽に、薄手のレースのカーテンを一枚添えるイメージ。光を落ち着かせることで、酸の奥にあった甘さが輪郭を持って立ち上がってきます。そこへケニアを合わせて、全体を一枚のシルクのようになめらかに。
LiLo COFFEE KISSA GEISHA BLEND 2026
じんわり広がる、懐かしいけれど新しい。ゆっくりと向き合いたくなる。
喫茶の周年ブレンドは、そんな一杯をイメージしてつくりました。
ポイントは、甘さの”位置”。飲み終わりがいちばん心地いい、そんなブレンドです。
【2026/07/13】LiLo Coffee Roasters GEISHA BLEND 2026
何層にも味が重なって、これまでの歩みそのものを感じられる。今年の周年ブレンドは、そんな想いでつくりました。
【2026/06/29】COLOMBIA El Origen Pink Bourbon Thermal Shock Washed
デイビッドさんとは2022年のカッピングで初めて出会いました。それ以来、毎年彼のコーヒーを買い続けています。いつもユニークで、かつ品質が高く、これからも継続して買い続けたい生産者のひとりです。来日した際には必ずお店にも足を運んでくださる、とても律儀な方でもあります。
【2026/05/22】COSTA RICA Don Sabino Natural
元々ウォッシュトをメインとして作っていた農園ですが、次第にハニーをメインで作る様になり、現在はナチュラルが95%を占めているそうです。非常に繊細な生豆の管理や設備が必要なウォッシュトから精製のキャリアを積んでいることで、徹底した管理のもと綺麗さと甘さのバランスに優れたナチュラルが生まれています。