KEITA's Signature Beverage 「かなまら祭り」

9周年を迎えた【LiLo Coffee Roasters】

 

今年のテーマは、”祭り”

 

日本の伝統文化である、祭りは、

それこそ多種多様、千差万別、唯一無二のものばかり。

 

各々がインスパイアを受けた祭りと自分をリンクさせ

それをドリンクで表現してお客様にお伝えしていきます。

 

僕の祭りは、”かなまら祭り”、です。

 

なんでなん、ってなりますよね。

なると思います。待ってください。まだ早いです。

 

 

皆さんは、そもそもかなまら祭りをご存知でしょうか。

 

僕は知りませんでした。

 

日本で1、2を争う奇祭と言われている、

まあとにかくインパクト爆大な神奈川県川崎市のお祭りです。

 

僕は大阪生まれ大阪育ちなので、

この祭りには全く縁もゆかりもありません。

 

こんな祭りがあることすら

全く知りませんでした。無知こわい。

 

 

今回のテーマである”祭り”をキッカケに

社長から号令が下り、全国の祭りを調べ上げ、

最も衝撃的で記憶に残った

このかなまら祭りと出会いました。

 

「なんなんだ、このエゲツない祭りは」

 

僕の、かなまら祭りへの第一印象です。

 

第一印象が強烈過ぎました。

 

ピンクの男性シンボルモニュメントを

みんな笑いながら老若男女問わず

楽しそうにエッサホイサ担いでるのです。

(のちにこれはエリザベス神輿というこの祭りを象徴する大事な神輿だと知る。)

 

本当に日本なのでしょうか。

目を疑いました。

 

そして、強烈に興味が奥底から湧き立ち

この祭りについて徹底的に調べあげました。

 

知れば知るほど、このかなまら祭りが持つ、

本当の目的、強く固い意志に触れることが出来て

強く感銘を受けていくことになります。

 

この後、祭りの目的や内容を書いても長くなるだけなので、個々で調べて頂くとして、

 

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Kanamara_Matsuri

 

僕が最もこの祭りに対してシンパシーを感じたことが、

”想いを伝えるプロセス”です。

 

すなわち、

まず強烈なインパクトで興味を惹きつけ、

自発的な行動を起こさせる、

自発的な行動によって、体験し、興味は更に深くなり、

その興味は、また更なる行動に繋がっていく。

その連鎖を起こしている内に、いつの間にか、

本質理解に辿り着く。

 

この、全くの無知、もしくは、

全く興味が無い人間に対しての想いを伝えるプロセスが、

僕がスペシャルティーコーヒーを広めていきたい

という行動のプロセスと似ていて、

非常に共感出来たので、この祭りをモチーフにした

ドリンクを作ろうと決めました。

 

知らない人に知ってもらうって、

思っている以上に

遥かに難しいことだと実感したことはありませんか。

 

僕はそんな場面に、何回も出くわしています。

 

知らない人は、本当に何にも知らないし、

そもそも知らないという事も知らないのです。

 

だから、まずはどんな手段であれ、興味を惹く。

 

という点で、僕が特に大事にしている、

 

“Impact”と”Gap”

 

これらをドリンクで表現します。

 

そして、かなまら祭りが持つ目的の1つ、

 

“誰もが差別なく笑顔になれる祭りに”

 

こんなサイコーにハッピーになれる

お祭りにしたいです。

 

かなまら祭りは、スタート当初、賛否両論激しく、

厳しい言葉を受ける事も少なくなかったそうです。

 

それが数年で今や、日本を代表する観光祭事となり、

人が多過ぎて制限をかける年もあったり。

外国人来場者が6割を超えているそうです。

LGBTQの方々もどんどん参加され

真の意味で、皆んな、で楽しんでいます。

 

なんなん?なんでなん??

なんでその祭りなん??

どしたん?ふざけてるん??

 

少しでもそう思った方は、

ぜひ飲みに来てください。

 

僕は大まじめです。

 

誰もが楽しめて、でもしっかりと伝えたいことはあって。

 

皆でそんなお祭りにしましょう、楽しみましょう。